特許
J-GLOBAL ID:200903062291357807

電気自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049321
公開番号(公開出願番号):特開平10-248106
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 高出力モード及び低出力モードの切り換えが可能な電気自動車において、運転者の操作を必要とせずに、また電力消費量の増加を最小限に抑えながら、低出力モードでの走行中における走行モータの出力不足を解消する。【解決手段】 モード選択スイッチS6 の操作により出力切換手段26が高出力モードと低出力モードとを切り換える電気自動車において、低出力モードでの走行中に走行モータ1の出力不足により実加速度算出手段27で算出した実加速度が要求加速度算出手段28で算出した要求加速度を所定の比率で下回ると、出力増加手段29が走行モータ1の出力を増加させる。このとき増加制御された走行モータ1の出力は、高出力モードにおける出力を越えないように制限される。
請求項(抜粋):
車載のバッテリ(3)により駆動される走行モータ(1)と、運転者の操作により高出力モード又は低出力モードを選択するモード選択手段(S6 )と、モード選択手段(S6 )が高出力モードを選択すると走行モータ(1)の出力を第1出力に設定し、モード選択手段(S6 )が低出力モードを選択すると走行モータ(1)の出力を前記第1出力よりも低い第2出力に設定する出力切換手段(26)と、を備えた電気自動車の制御装置において、車両の実加速度を算出する実加速度算出手段(27)と、車両の運転状態に基づいて車両の要求加速度を算出する要求加速度算出手段(28)と、モード選択手段(S6 )が低出力モードを選択した状態で前記実加速度が前記要求加速度に対して所定値以下になったとき、走行モータ(1)の出力を前記第2出力以上且つ前記第1出力以下に増加させる出力増加手段(29)と、を備えたことを特徴とする電気自動車の制御装置。

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