特許
J-GLOBAL ID:200903062296124312
銅イオン含有廃液からの銅の回収方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-069896
公開番号(公開出願番号):特開2001-253710
出願日: 2000年03月14日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】【課題】 めっき、エッチング等によって排出される産業廃棄物となる廃液から陰イオン含有量の少ない良質の銅を回収して製造することを目的とする。【解決手段】 プリント配線基板を製造する際等に排出される塩化第二銅、硫酸銅またはそれ等の混合物を含む廃液と炭酸イオンを含む溶液とを反応させて塩基性炭酸銅として銅を回収する方法に於いて、反応を行う前に容器内に予め種晶として塩基性炭酸銅を水中に分散させ、撹拌を行いつつ、銅イオン含有液と炭酸イオン含有液を同時に投入し、温度を65°C〜85°C、pHを8.0〜9.0に保持し、反応容器内から抜き出した液の中から反応生成物である塩基性炭酸銅を濾過、分離した後、洗浄及び乾燥することによって銅イオン含有廃液から銅を回収する方法である。
請求項(抜粋):
塩化第二銅、硫酸銅またはそれらの混合物を含む廃液と炭酸イオンを含む溶液とを反応させて塩基性炭酸銅として銅を回収する方法において、反応を行う前に反応容器内にあらかじめ種晶として塩基性炭酸銅を水中に分散させ、撹拌を行いつつその中に銅イオン含有液と炭酸イオン含有液とを同時に投入し、容器内の液の温度を65°C〜85°C、pHを8.0〜9.0に保持して、かつ反応容器内から流入量に見合った量の液を抜き出すことにより容器内の反応を継続的に維持し、抜き出した液の中から反応生成物である塩基性炭酸銅を濾過、分離した後、洗浄、乾燥を行うことにより塩基性炭酸銅を得ることを特徴とする銅イオン含有廃液からの銅の回収方法。
IPC (4件):
C01G 3/00
, C22B 3/44
, C22B 7/00
, C22B 15/00
FI (4件):
C01G 3/00
, C22B 7/00 G
, C22B 3/00 Q
, C22B 15/12
Fターム (7件):
4K001AA09
, 4K001BA19
, 4K001BA21
, 4K001DB03
, 4K001DB04
, 4K001DB15
, 4K001DB23
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