特許
J-GLOBAL ID:200903062304045443

空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153422
公開番号(公開出願番号):特開平5-172429
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 複数の室外熱交換器を持つ空調機において、室外熱交換器のうち或るものを凝縮器として使用しつつ他のものは不使用とした運転を行っている場合に、外気温度が低い時に、不使用の室外熱交換器内に冷媒が凝縮して溜まることが原因となって運転中の冷凍サイクルに冷媒不足が起こる事態を防止する。【構成】 室外ユニット1中の室外熱交換器12は凝縮器として使用され、他の室外熱交換器13は、弁15,17閉により、不使用とされて、室内ユニット2の冷房運転をしている状態を図3に示す。弁16開により、不使用の室外熱交換器13は圧縮機11の吸入側と連通している。検出器102と103で夫々検出した外気温度と圧縮機吸入圧力に基づき、制御装置101は、圧縮機回転速度を調節して圧縮機吸入圧力を制御することにより、圧縮機吸入側の冷媒の飽和温度を外気温度より低く維持する。よって、不使用の室外熱交換器13内での冷媒の凝縮は防止される。
請求項(抜粋):
圧縮機と複数の並列配置された室外熱交換とを具えた1台の室外ユニットおよび該室外ユニットに冷媒配管により接続された1台以上の室内ユニットからなり、少くとも1台の室内ユニットの冷房運転であって、要求される容量に依って或る室外熱交換器を凝縮器として使用すると同時に、他の室外熱交換器はその1端を閉じると共にその他端を圧縮機の吸入側に連通させることによって不使用とする様な運転、が可能な空気調和機において、圧縮機吸入側の冷媒圧力を検出する圧力検出器と、室外熱交換器の置かれている所の外気温度を検出する温度検出器と、これら両検出器の検出信号に基づいて、前記の運転のとき、圧縮機吸入側の冷媒の飽和温度を前記外気温度より低くするように圧縮機吸入側の冷媒圧力を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする空気調和機。

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