特許
J-GLOBAL ID:200903062305588130

穿孔工具と割り出し可能なドリルビット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  古賀 哲次 ,  島田 哲郎 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-507006
公開番号(公開出願番号):特表2005-527390
出願日: 2003年05月27日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
本発明は、第1の態様では、基本本体と、2つのビットすなわち中央ビット(3)及び外周ビット(4)とを備えている穿孔工具に関する。中央ビット(3)は、少なくとも、4つの切刃(12)を有し、この切刃は互いに同一の形状を有し、かつ、移行刃縁部分(22)によって間隔が開けられている2つの部分刃縁(20-3、21-3)を有し、第1の部分刃縁(20-3)は第2の部分刃縁(21-3)の軸線方向に前方に位置しており、外周ビット(4)上の有効切刃(20-4)が、一方では、中央ビット(3)の第1の部分刃縁(20-3)の後に、他方では、中央ビットの第2の部分刃縁(21-3)の前に、被加工材に食い込むように、ドリルの中心軸線(C)に対して垂直な仮想交差平面(TP2)内に少なくとも部分的に位置しており、この交差平面は、中央ビット(3)の2つの部分刃縁(20-3、21-3)に関する互いに類似した交差平面(TP1、TP2)の間の何らかの場所に位置している。本発明は、第2の態様では、ドリルビット自体にも関する。
請求項(抜粋):
一方では、前端部(7)から後方に延びる2つの切屑溝(8、8′)を有しており、かつ、軸線方向にかつ互いに対して垂直方向に延びている2つの仮想直径平面(P1、P2)によって交差されている幾何学的中心軸線(C)を中心として回転可能である基本本体(2)と、他方では、中央ビット(3)と外周ビット(4)の形の取り替え可能で割り出し可能な2つのビットとを備え、前記2つのビット(3、4)は、前記切屑溝(8、8′)に隣接した前記基本本体の前記前端部内に形成されているポケット(9、10)内に装着されており、より明確に述べると、前記中心軸線(C)に隣接した第1のポケットすなわち中央ポケット(9)の中と、第1の直径平面(P1)に沿って互いに間隔を置いて配置されているビットとポケットとをそれぞれに有する前記基本本体の外周部に隣接した第2のポケットすなわち外周ポケット(10)との中に装着されており、前記中央ビット(3)は、有効切刃(12)が前記第2の直径平面(P2)と交差する位置に配置されている穿孔工具において、 少なくとも前記中央ビット(3)は、互いに同一の形状の4つの切刃(12)を有し、移行刃縁部分(22)によって間隔を開けられている2つの部分刃縁(20、21)を備え、有効状態では前記中心軸線(C)から離れているその第1の部分刃縁(20)は、前記中心軸線に対してより近い位置にある第2の部分刃縁(21)の軸線方向に前方に位置しており、前記外周ビット(4)上の有効切刃は前記中心軸線に対して垂直な仮想交差平面(TP2)内に少なくとも部分的に位置しており、この仮想交差平面(TP2)は、一方では、前記中央ビットの前記第1の半径方向外側の部分刃縁(20)の後に、他方では、前記中央ビットの前記第2の部分刃縁(21)の前に、被加工材(11)の中に食い込むように、前記中央ビット(3)の前記2つの部分刃縁(20、21)に関する類似の交差平面(TP1、TP2)の間の何らかの場所に位置していることを特徴とする穿孔工具。
IPC (1件):
B23B51/00
FI (1件):
B23B51/00 T
Fターム (1件):
3C037BB17
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る