特許
J-GLOBAL ID:200903062305662969

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091394
公開番号(公開出願番号):特開平7-297872
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 波形整形フィルタに入力されるディジタル変調信号の最適入力周波数からのずれを補償し、復調装置の誤り率特性の劣化を防止する。【構成】 周波数誤差検出器21では位相検波器12で得られた位相差信号から、QPSK変調信号と固定発振器2との周波数誤差が検出され、AFCループフィルタ22で平滑化されて、加算器19を介してDVCO6に入力され、DVCO6の周波数が制御されて周波数誤差が補償される。周波数補正回路10では周波数比較器16によりDVCO14に入力される信号からDVCO14の動作周波数が上限基準値および下限基準値を越えているかどうかが比較される。この比較結果に対応して選択回路17からDVCO6の発振周波数を制御する周波数補正信号が出力され、DTF7,8の入力信号スペクトラムの周波数ずれが上限基準値及び下限基準値を越えないように復調装置の周波数補正ループが動作する。
請求項(抜粋):
入力変調信号をI,Qチャンネルの直交信号に復調する直交検波部と、該直交検波部に入力される局部発振器と、前記I,Qチャンネルの直交信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、該A/D変換部により変換されたディジタル信号を第1のディジタルVCOと複素乗算する第1の複素乗算部と、該第1の複素乗算部の出力信号を波形整形する低域通過型の波形整形フィルタと、該波形整形フィルタの出力信号に再生搬送波を複素乗算する第2の複素乗算部と、該第2の複素乗算部の出力信号を位相検波して、位相情報を得る位相検波部と、前記位相情報を平滑して第2のディジタルVCOに供給し、前記再生搬送波を得るためのPLL手段と、前記位相情報を基に、前記入力変調信号の周波数と前記局部発振器の局発周波数との周波数誤差情報を検出する周波数誤差検出部と、該周波数誤差情報を平滑して前記第1のディジタルVCOの発振周波数を制御する周波数制御手段と、前記第2のディジタルVCOの発振周波数が正または負の基準値を越えているかどうかを判定し、基準値を越えている場合には前記第1のディジタルVCOの発振周波数を補正して、前記第2のディジタルVCOの発振周波数が前記基準値の範囲内に収まるように制御する周波数補正手段を備え、前記第1の複素乗算部と前記第2の複素乗算部との間に前記波形整形フィルタを配置したことを特徴とする復調装置。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  H03L 7/087 ,  H03L 7/22
FI (2件):
H04L 27/22 Z ,  H03L 7/08 P

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