特許
J-GLOBAL ID:200903062307484022

廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041977
公開番号(公開出願番号):特開平10-238732
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置に於いて、ランニングコスト等の低減を図れると共に、塩化水素に起因する高温腐食等の問題を生ずることがなく、然も、制御性に優れたものとする。【解決手段】 廃棄物Cを乾留熱分解して乾留ガスGと熱分解残渣Dにする乾留熱分解反応器2と、燃焼ガスを乾留熱分解反応器2へ加熱ガスKとして供給する熱風発生炉12と、乾留ガスGと熱分解残渣Dの細粒Iを溶融燃焼させる溶融燃焼装置4と、溶融燃焼装置4の燃焼熱を回収する廃熱ボイラ7と、廃熱ボイラ7からの蒸気Sにより稼働する蒸気タービン発電装置14とを備えた廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置に於いて、前記乾留熱分解反応器2と熱風発生炉12との間に、蒸気タービン発電装置14からの電力を動力源とする電気式加熱器25を設け、乾留熱分解反応器2から出た低温の加熱ガスKを電気式加熱器25へ供給して電気により加熱した後、この加熱ガスKを乾留熱分解反応器2へ供給する。
請求項(抜粋):
廃棄物(C)を乾留熱分解して乾留ガス(G)と熱分解残渣(D)にする乾留熱分解反応器(2)と、乾留熱分解反応器(2)に接続され、燃焼ガスを乾留熱分解反応器(2)へ加熱ガス(K)として供給する熱風発生炉(12)と、乾留ガス(G)と熱分解残渣(D)の細粒(I)を溶融燃焼させる溶融燃焼装置(4)と、溶融燃焼装置(4)の燃焼熱を回収する廃熱ボイラ(7)と、廃熱ボイラ(7)からの蒸気(S)により稼働する蒸気タービン発電装置(14)とを備えた廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置に於いて、前記乾留熱分解反応器(2)のガス入口側と熱風発生炉(12)のガス出口側との間に、蒸気タービン発電装置(14)からの電力を動力源とする電気式加熱器(25)を設け、乾留熱分解反応器(2)から出た低温の加熱ガス(K)を電気式加熱器(25)へ供給して電気により加熱した後、この加熱ガス(K)を乾留熱分解反応器(2)へ供給するようにしたことを特徴とする廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置。
IPC (5件):
F23G 5/16 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 5/14 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB
FI (6件):
F23G 5/16 ZAB E ,  F23G 5/14 ZAB D ,  F23G 5/46 ZAB A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 F ,  B09B 3/00 303 H

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