特許
J-GLOBAL ID:200903062307908388

フェライト系ステンレス鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140638
公開番号(公開出願番号):特開平5-331552
出願日: 1992年06月01日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 Al含有フェライト系ステンレス鋼熱延帯の靱性を、衝撃破面遷移温度vTs ≦30°Cとすることで温間圧延に代えて冷間圧延を可能とする。製造コストの低減を図る。【構成】 Ti、Yを添加したAl含有フェライト系ステンレス鋼熱延帯の巻取り温度を700 〜800 °Cとし、これに5〜10分間保持してから10°C/sec以上で急冷する。必要により、冷延鋼帯について800 〜1000°Cの仕上げ焼鈍処理を行うことで耐酸化性が一層改善される。
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.020%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、N:0.020%以下、ただしC(%)+N(%):0.030%以下、Cr:9.0〜35.0%、Al:3.0〜8.0 %、Y:0.010〜0.10%、Ti:0.010〜0.10%残部: Feおよび不可避不純物から成る成分組成を有する高純度フェライト系ステンレス鋼の熱延鋼帯を製造するに際し、前記成分組成の鋼を熱間圧延した後、700 〜800 °Cの温度で巻取り、5〜10分間保持後、10°C/sec以上の冷却速度で400 °C以下まで急冷することを特徴とする耐熱性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/28

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