特許
J-GLOBAL ID:200903062315793662
膨張弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275719
公開番号(公開出願番号):特開平5-118711
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 可変容量コンプレッサを備えた冷凍サイクルにおいて、低負荷時における冷媒流量を適切に調節する。【構成】 膨張弁本体6内に、コンデンサ2と連通して同コンデンサ2にて凝縮した冷媒が導入される液冷媒通路8と、前記液冷媒通路8に対して膨張オリフィス10を介して連通し、同オリフィス10にて断熱膨張された冷媒をエバポレータ5に供給する霧状冷媒通路9とを設ける。前記両通路8,9間に前記膨張オリフィス10と連通する弁室7を形成し、前記弁室7内には、前記膨張オリフィス10を開閉する弁体12を設ける。更に、前記弁室7内には、不活性ガスを封入したベローズ15を設けるとともに、ベローズ15により弁体12を支持する。そして、冷媒の圧力が前記封入ガスの圧力より高くなったときにベローズ15が収縮して弁体12が開放動作される。
請求項(抜粋):
膨張弁本体内に形成され、コンデンサと連通して同コンデンサにて凝縮した冷媒が導入される液冷媒通路と、前記膨張弁本体内に形成され、前記液冷媒通路に対して膨張オリフィスを介して連通し、同オリフィスにて断熱膨張された冷媒をエバポレータに供給する霧状冷媒通路と、前記液冷媒通路と前記霧状冷媒通路との間に形成され、前記膨張オリフィスと連通する弁室と、前記弁室内に設けられ、前記膨張オリフィスを開閉する弁体と、冷媒の温度に応じて前記弁体の開閉を制御するようにした制御機構とを備えた膨張弁において、冷媒が低温のときに収縮するベローズを前記弁室内に設け、そのベローズにより前記弁体を支持したことを特徴とする膨張弁。
前のページに戻る