特許
J-GLOBAL ID:200903062318628140

光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114418
公開番号(公開出願番号):特開平9-278813
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】相容性、保存安定性が良好で、透明性に優れ、硬化塗膜の光沢が良好で着色が少なく、優れた物性の硬化物を得ることができる新規な光重合開始剤、これを含有する樹脂組成物を提供する。【解決手段】カチオン重合性物質と式【化1】で示される特定のスルホニウム塩である光重合開始剤を含有するエネルギー線硬化性組成物。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】{式中、Xは式(2)で示される基【化2】(式中、R6 〜R15は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、C1 〜C20の構造中に、水酸基、エーテル基、エステル基、(メタ)アクリロイル基、エポキシ基あるいは、アリル基を有していても良い脂肪族基、フェニル基、フェノキシ基およびチオフェノキシ基のいずれかから選択された基である。)であり、R1 ,R2 及びR3 は、それぞれC1 〜C20の構造中にエーテル基、エステル基、カルバモイル基を有していても良い脂肪族基、シクロヘキシル基、ハロゲン化フェニル基、シアノフェニル基、ニトロフェニル基、アルキルフェニル基、アルコキシフェニル基、ベンジル基、ハロゲン化ベンジル基、シアノベンジル基、ニトロベンジル基、アルキルベンジル基、アルコキシベンジル基及び式(3)で示される基、【化3】(式中、R16は、水素原子、C1 〜C5 のアルキル基、C1 〜C5 のアルコキシ基、ニトロ基及びシアノ基のいずれかから選択された基であり、Xは式(1)中のXと同一である。)のいずれかから選択された基であり、R4 及びR5 は、それぞれ水素原子、C1 〜C5 のアルキル基、C1 〜C5 のアルコキシ基、ニトロ基及びシアノ基のいずれかから選択された基であり、nは1〜10、mは1〜4、Zは式(4)、式(5)または式(6)【化4】(式中、Mは、リン原子、ホウ素原子、ヒ素原子またはアンチモン原子であり、Qはハロゲン原子であり、pは4〜6の整数であり、Bはホウ素原子、a及びbは0〜4の範囲の整数であり、ここでa+bは4であり、記号Yは、aが0〜3である場合にはハロゲン原子(塩素又は弗素)を表わし、また、aが0〜2である場合にはOH基を表わすこともできる。RはCF3 、NO2 、CN等のような少なくとも1個の電子吸引基で置換されたフェニル基又は少なくとも2個のハロゲン原子(特に弗素)で置換されたフェニル基を表わす。)}で示されるスルホニウム塩。
IPC (4件):
C08F 2/50 MDN ,  C08F 16/32 MLA ,  C08G 59/18 NLE ,  C08G 59/68 NKL
FI (4件):
C08F 2/50 MDN ,  C08F 16/32 MLA ,  C08G 59/18 NLE ,  C08G 59/68 NKL

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