特許
J-GLOBAL ID:200903062319897390

固体電解質型燃料電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321663
公開番号(公開出願番号):特開平6-168729
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 固体電解質型燃料電池およびその製造方法において、ガスシールを容易にして、発電モジュールの構成を容易にする。【構成】 単位発電セル7の構造に関して、機械的な強度が得られる中空状の電極基板1を使用し、ガス通路となる貫通口6を開口位置をずらして途中で折り曲げて重ねた構造とし、この重なった部分の表面に電解質2と他の電極3を形成することにより、2種類のガスが発電反応を終了するまで電極基板1の内外で隔離される構造とする。このようなセル7を直列接続して発電モジュールをとする場合は、貫通口6の先端の開口位置を一方のガスの供給室とし、位置のずれた他端の開口位置をガス排出室とし、電解質2と他の電極3の形成部分を発電室とすることにより、一方のガスの供給室と他方のガスが供給される発電室が隣接しないようにして完壁なガスシールを不要にし、セル7の固定を容易にする。
請求項(抜粋):
酸化剤極材料または燃料極材料を基板材料として用いて酸化剤ガスまたは燃料ガスを通過させるための貫通口の開口位置をずらして途中で折り曲げて重ねた中空状構造の電極基板を形成し、該折り曲げられて重なった部分の表面に電解質と前記基板材料と異なる他の電極を形成した少なくとも1つの発電要素を有することを特徴とする固体電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12

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