特許
J-GLOBAL ID:200903062320768978

ろう付け連続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 和則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235285
公開番号(公開出願番号):特開平6-063733
出願日: 1992年08月11日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】酸化防止とフラックス残渣の消去により金属表面を清浄にして、LSI等の精密なワークでも精密、微細なろう付ができるろう付連続装置を提供する。【構成】ワークIを搬送するコンベヤ2と、雰囲気ガス置換室4と、予熱室6と、加熱室7と、脱フラックス室8と、冷却室9およびシャッター10〜13とで構成する。各室には、流体状熱媒体が充填され循環されるジャケット5を設け、加熱または冷却を行う。雰囲気ガス充填装置により、雰囲気ガス置換室にはワーク搬入後ほぼ真空に減圧してからH2またはN2を充填し、他の室にはH2またはH2をN2で希釈したガスを充填する。加熱室には、加熱した雰囲気ガスをワークに噴き付けるファン15を備える。脱フラックス室では、ろう材溶融点より低温にし、ほぼ真空に減圧して、フラックス残渣を蒸発させ除去する。冷却後、冷却室の雰囲気ガスをN2に置換し、ワークを搬出する。
請求項(抜粋):
フラックス、および、ろう材微粉末から成るクリーム半田が付着された部品を搭載したワークを搬送し、各室に分割されたコンベヤと、隔壁およびシャッターにより密閉自在に構成され、該ワークが該コンベヤにより搬入され、真空ポンプによりほぼ真空に減圧されてから雰囲気ガス充填装置によりH2 、または、N2 から成る雰囲気ガスが充填され、流体状熱媒体が充填され、循環されるジャケット、あるいは、パイプにより予熱される雰囲気ガス置換室と、該ワークが該コンベヤにより該雰囲気ガス置換室から搬入され、該雰囲気ガス充填装置によりH2 、または、H2 がN2 で希釈された雰囲気ガスが充填され、流体状熱媒体が充填され、循環されるジャケット、あるいは、パイプにより予熱される予熱室と、該ワークが該コンベヤにより該予熱室から搬入され、該雰囲気ガス充填装置によりH2 、または、H2 がN2 で希釈された雰囲気ガスが充填され、流体状熱媒体が充填され、循環されるジャケット、あるいは、パイプにより該ろう材溶融点より高温に加熱され、該加熱された雰囲気ガスを該ワークに噴き付けるファンを備える加熱室と、隔壁およびシャッターにより密閉自在に構成され、該ワークが該コンベヤにより該加熱室から搬入され、流体状熱媒体が充填され、循環されるジャケット、あるいは、パイプにより該ろう材溶融点より低温にされ、該フラックスと該H2 とを反応させ、該真空ポンプによりほぼ真空に減圧されることにより該フラックスの蒸発温度を低下させて該ワークから蒸発させる脱フラックス室と、隔壁およびシャッターにより密閉自在に構成され、該ワークが該コンベヤにより該脱フラックス室から搬入され、該雰囲気ガス充填装置によりH2 、または、H2 がN2 で希釈された雰囲気ガスが充填され、冷却水が充填され、循環されるジャケット、あるいは、パイプにより冷却にされ、該ワークが冷却された後に該雰囲気ガス充填装置により該雰囲気ガスがN2 に置換され、該ワークが外部に搬出される冷却室と、から成ることを特徴とするろう付け連続装置。
IPC (3件):
B23K 1/008 ,  B23K 31/02 310 ,  B23K101:40
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-035871
  • 特開平4-013474

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