特許
J-GLOBAL ID:200903062323762059

電力変換装置の短絡保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157096
公開番号(公開出願番号):特開平5-219752
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】従来、三相インバータの短絡保護は出力ライン上の電流検出器CTの過電流検出で行っていたが、インバータ回路内のアーム短絡等の場合、この短絡電流が電流検出器CTを流れず、保護動作が行われないことを改善する。【構成】インバータ出力の相別に設けた電圧検出回路51と、各当該相のIGBT11の駆動回路12内に設けた故障判別回路52により当該相のインバータ出力の電位を直流電源EdのN極電位を基準に監視し、インバータ出力電位が直流電源EdのP極,N極の何れの電位の近傍にもないことを検出して故障信号50aを発生させて過電流保護回路53に与え、出力トランジスタT2,T3の共通ベース電位を除々に下降させ、IGBT11をソフトしゃ断する。
請求項(抜粋):
自己消弧素子を用い直流電源から入力した電力を変換して出力する電力変換装置において、前記直流電源の正極又は負極の電位を基準としてこの電力変換装置の出力の電位の異常を判別し、この電力変換装置の短絡保護を行う短絡保護手段を備えたことを特徴とする電力変換装置の短絡保護装置。

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