特許
J-GLOBAL ID:200903062325922860

インクジェット装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218453
公開番号(公開出願番号):特開平9-057959
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 液滴吐出するノズルに連通するインク室で発生する圧力波が、他のインク室に影響しないこと。【解決手段】 圧電セラミックス板の両端の側壁5より外側に設けられた側壁55にのみ接着剤71を塗布した後、側壁5に対応部47が対応するように位置あわせて、マニホールド部材45を接着する。側壁5と対応部47との接合面はマクロ的には接合されているが、ミクロ的には空隙が形成されている。インクをインク流路20より導入すると、インクの表面張力のため、この空隙30には、インクが侵入せず空気の層が実際には存在することとなる。側壁5の変形によって発生した圧力波はノズル50に至りインク液滴を吐出させる。また共通インク室46側へ向かう圧力波は空隙30に保持されている空気に吸収されるので、共通インク室46を経て他のインク室4へ伝播することがない。
請求項(抜粋):
インクを吐出するための複数のノズルと、前記ノズルに連通し、インクが充填される複数のインク室と、各インク室を隔てる隔壁とを備えたアクチュエータ部材に、各インク室に連通する共通インク室を有するマニホールド部材を接合したインクジェット装置において、前記アクチュエータ部材の前記隔壁に対応して前記マニホールド部材に対応部が設けられ、前記隔壁と対応部との間に空隙を有することを特徴とするインクジェット装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3144949号

前のページに戻る