特許
J-GLOBAL ID:200903062331754804

給油装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三戸部 節男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117823
公開番号(公開出願番号):特開平6-312796
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 給油装置において自動車の燃料タンク内の油液の油種を確実に識別し、燃料タンクへの油液の供給に際して、誤給油のないことを目的とする。【構成】 油種検知用の分岐吸気配管16の途中にガスクロマトグラフ20を設け、ガスクロマトグラフセンサ20で、自動車の燃料タンクから吸引した油蒸気を構成される分子成分毎に分離して各成分を定量し、沸点の高い成分から順に量に応じた油種成分パターンを導き出し、予め記憶された供給油種成分パターンと比較し、一致したときのみ油液の給油を行う。
請求項(抜粋):
基端側が送液手段に連通されたホースと、該ホースの先端に接続され、タンクの給油口に挿入されて前記送液手段により供給される油液を吐出する給油ノズルと、一側がタンク内の残存油液の油蒸気を採取するために前記給油ノズルの先端側に開口し、他側は前記ホースに沿って延設された吸引管路と、前記吸引管路を介してタンク内の油蒸気を吸引する吸気手段と、該吸引手段によって吸引された油蒸気の成分毎の量を計測し、計測結果を油種パターンとして出力する油種パターン検出手段と、該油種パターンから油種を特定するための油種特定条件が予め記憶された記憶手段と、前記油種パターン検出手段から出力された油種パターンを該記憶手段に記憶された油種特定条件と比較し、当該比較結果に基づき前記送液手段から供給される油液の油種とタンク内の残存油液の油種とが一致したときには前記送液手段を駆動制御する比較制御手段とからなることを特徴とする給油装置。
IPC (2件):
B67D 5/32 ,  B67D 5/378

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