特許
J-GLOBAL ID:200903062334799396

芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-043114
公開番号(公開出願番号):特開平8-239465
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【構成】 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジアリールエステルとのエステル交換反応により芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する方法において、前重縮合工程:芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジアリールエステルとの溶融混合物を堅型攪拌反応槽内に供給し、混合物の重縮合反応を行なって粘度平均分子量3,000〜25,000、末端水酸基濃度が全末端基中1〜40モル%のプレポリマーを製造した後、後重縮合工程:前記工程で得たプレポリマーを、相互に連続的に結合した複数の攪拌翼を有し、該連続した複数の攪拌翼の水平方向の長さをL、攪拌翼の回転直径をDとしたときL/Dが1.5〜10である二軸横型反応装置を用いて、温度250〜350°C、滞留時間10分以上で高分子量化することにより、粘度平均分子量14,000〜60,000、末端水酸基濃度が全末端基中30モル%以下の芳香族ポリカーボネート樹脂を得ることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。【効果】色相の良好な高分子量の芳香族ポリカーボネート樹脂を得ることができる。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジアリールエステルとのエステル交換反応により芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する方法において、前重縮合工程:芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジアリールエステルとの溶融混合物を堅型攪拌反応槽内に供給し、混合物の重縮合反応を行なって粘度平均分子量3,000〜25,000、末端水酸基濃度が全末端基中1〜40モル%のプレポリマーを製造した後、後重縮合工程:前記工程で得たプレポリマーを、相互に連続的に結合した複数の攪拌翼を有し、該連続した複数の攪拌翼の水平方向の長さをL、攪拌翼の回転直径をDとしたときL/Dが1.5〜10である二軸横型反応装置を用いて、温度250〜350°C、滞留時間10分以上でプレポリマーの滞留量を該二軸横型反応装置の実効内容積の5〜95%の範囲で高分子量化することにより、粘度平均分子量14,000〜60,000、末端水酸基濃度が全末端基中30モル%以下の芳香族ポリカーボネート樹脂を得ることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。
IPC (2件):
C08G 64/30 NPU ,  C08G 64/40 NPY
FI (2件):
C08G 64/30 NPU ,  C08G 64/40 NPY

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