特許
J-GLOBAL ID:200903062341212481

空気調和機の熱交換器構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290443
公開番号(公開出願番号):特開2001-116288
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【目的】 空気調和器の熱交換器の改良を行ないエバポレータで液化したドレン水をコンデンサの熱で効率よく気化させる熱交換器の構造に関する。【構成】 圧縮器1とコンデンサとして機能する第1熱交換器2とエバポレータとして機能する第2熱交換器3との間を冷媒を循環させる冷凍回路を構成し、該第2熱交換器3の下部には第2熱交換器3を通過する空気中の水蒸気が液化して発生したドレン水を集めるドレン受け4を設け、ドレン受け4のドレン水は高温となる第1熱交換器2に付着して気化させる。第1熱交換器2は水平方向に並設する冷媒配管2aと、垂直方向に多数枚配置した平板フィン2bとで構成し、該平板フィン2には多数の切り押し2cを設けて平板フィン2bの端を強く隣の平板フィン2接触させ、第1熱交換器2に付着したドレン水は接触部に形成した滞留部Aに止められて、平板フィン2bの熱で気化する。
請求項(抜粋):
ガス状の冷媒を加圧する圧縮機1と、圧縮されて高温高圧になった冷媒を冷却して液化する第1熱交換器2と、キャピラリを介して送られる液化した冷媒が気化する第2熱交換器3とを設け、循環する冷媒によって冷凍回路を構成すると共に、第2熱交換器3を通過する空気中の水蒸気が液化して発生したドレン水を集めるドレン受け4を設け、該ドレン受け4に溜ったドレン水を第1熱交換器2の上部に付着させて高温となる第1熱交換器2によって気化させる空気調和機において、第1熱交換器2は水平方向に並設した複数本の配管の端を連通して一本の冷媒配管2aを形成し、該冷媒配管2aとは直交して垂直方向に小間隙を介して配置した多数の平板フィン2bを設け、多数の平板フィン2bには隣の平板フィン2bに端部が強く接触する多数の切り押し2cを設け、該切り押し2cの先端と隣の平板フィン2bとの間に第1熱交換器2に付着させたドレン水の滞留部Aを形成し、ドレン水は滞留部Aで流れを止めて気化することを特徴とする空気調和機の熱交換器構造。
IPC (3件):
F24F 1/02 371 ,  F24F 1/02 ,  F28F 1/32
FI (3件):
F24F 1/02 371 B ,  F28F 1/32 Q ,  F24F 1/02 401 B
Fターム (8件):
3L050BD05 ,  3L050BE02 ,  3L050BE04 ,  3L050BF03 ,  3L050BF04 ,  3L051BE05 ,  3L051BE06 ,  3L051BE08

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