特許
J-GLOBAL ID:200903062343567511

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-275736
公開番号(公開出願番号):特開平9-112304
出願日: 1995年10月24日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】スロットル弁に異常が生じた場合であっても、燃焼不能となっり、出力の急増を招いたりすることなく、円滑な退避走行を図ることを可能とする。【解決手段】第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は直接的に気筒1a内に噴射される。吸気ダクト20内には、電子制御式のスロットル弁23が配設され、スロットル弁23の異常時には付勢手段により全開状態とされる。スロットル弁23の異常が電子制御装置(ECU)30にて検出されたときには、噴射タイミングが圧縮行程に固定されるとともに、比較的少ないフェイル時燃料噴射量が算出され、その値に基づき燃料噴射制御が実行される。このため、スロットル弁23の異常時における気筒1a内での燃焼状態を、確実に成層燃焼とすることが可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の気筒内に、燃料を直接的に噴射する燃料噴射弁と、前記内燃機関の吸気通路内に設けられ、前記気筒内に供給される吸入空気量を調整するためのスロットル弁と、前記内燃機関の要求される運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射弁から前記気筒内に噴射される燃料噴射を制御する燃料噴射制御手段とを備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、前記スロットル弁の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段により、前記スロットル弁の異常が検出されたとき、前記気筒内にて成層燃焼が行われるよう燃焼状態を制御する燃焼状態制御手段とを含んでいることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 325 ,  F02D 41/22 325 ,  F02D 45/00 364
FI (3件):
F02D 41/02 325 A ,  F02D 41/22 325 Z ,  F02D 45/00 364 J

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