特許
J-GLOBAL ID:200903062353221974

時系列パターン認識処理におけるリジェクト方法およびそれを実装した時系列パターン認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215674
公開番号(公開出願番号):特開平9-062292
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、認識対象を表すHMMネットワークの照合処理以外に、処理量および記憶容量を増加させることなく、認識対象外のパターンの入力による誤動作を防ぐリジェクト方法およびそのリジェクト方法を実装した時系列パターン認識装置を提供することにある。【構成】認識対象を表すHMMネットワークを保持するHMMネットワーク記憶手段と、該HMMネットワーク記憶手段に記憶されているHMMネットワークと入力される時系列パターンを照合してHMMネットワーク上の各状態の確率を計算する照合手段と、前記HMMネットワークで終端となりうる状態のうち最大確率を持つ状態から得られる最適パスを求める最適パス算出手段と、前記HMMネットワークで全状態のうち最大確率を持つ状態を求める最大尤度算出手段と、リジェクションの判定も含めて認識結果を判定する判定手段からなる。【効果】本発明によれば、処理量および記憶容量を増加させることなくリジェクションを実現できる効果が得られる。
請求項(抜粋):
オートマトン等を含む確率モデルに基づく時系列パターン認識処理において、時系列入力パターンに対する確率モデル上の各状態の確率計算を終了した時点で、認識対象を表す確率モデルで終端となりうる状態のうち最大確率を持つ状態から得られる最適パスと、認識対象を表す確率モデルで全状態のうち最大確率を持つ状態を求め、前記全状態のうち最大確率を持つ状態が前記最適パス上の状態でない場合にリジェクションと判定することを特徴とするリジェクト方法。
IPC (2件):
G10L 3/00 561 ,  G10L 3/00 535
FI (2件):
G10L 3/00 561 A ,  G10L 3/00 535

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