特許
J-GLOBAL ID:200903062356109172

経路探索装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-059312
公開番号(公開出願番号):特開平8-261772
出願日: 1995年03月17日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 出発地点から目的地点までの距離が比較的長い場合であっても容易に経路探索を行うことができ、実用的な経路探索装置を提供する。【構成】 メモリ20の残余の容量が所定の容量になると、探索処理を停止して、確定している経路の終点A〜Cの中から、所定の選択手順に従った終点を中継地点として選択する。たとえば出発地点Sと目的地点Gとを結ぶ線分L1に最近接する終点Cを中継地点に選ぶ。あるいは目的地点Gに最近接する終点Cを中継地点に選ぶ。あるいは終点から線分L1までの距離と、終点から目的地点Gまでの距離とに所定の重み付けを行って中継地点を選ぶ。中継地点が選択されると、不要なデータを消去した後、前記中継地点を起点として探索処理を再び開始する。したがって、メモリ20のメモリ可能な残余の容量が少なくなったときであっても、探索処理を続行することができ、操作性が向上する。
請求項(抜粋):
道路を折線近似した折点または交差点などの道路上の地点を表すノードデータと、2つの地点を接続する道路の経路長および道路種別などの属性を表すリンクデータとを含んで構成される地図データに基づいて、指定された出発地点から目的地点までの道路種別などで重み付けした重み付き経路長による最短経路を探索する経路探索装置において、探索の起点に接続された探索点の中から、起点からの道路種別などで重み付けした重み付き経路長の最も短い探索点を次の起点として選択して経路を探索する探索処理を、出発地点を最初の起点として開始し、探索点と目的地点とが一致するまで繰返し実行する探索手段と、探索の起点となる地点に接続されている探索点となる地点を表すノードデータと、起点および探索点に接続されている道路に対応するリンクデータとを、前記探索処理の進行に従って順次地図データから読出して確定した経路を記憶する経路記憶手段と、経路記憶手段に記憶されたデータの容量が所定の容量になったことを検出する検出手段と、前記検出手段の出力に応答して、前記探索手段の探索処理を停止させ、そのときまでに確定した経路の終点の中から、所定の選択手順に従って中継地点を選択する中継地点選択手段と、前記中継地点が選択されると、中継地点として選択されなかった終点までの経路に関するノードデータとリンクデータとを経路記憶手段から消去した後、前記中継地点を起点として探索手段に探索処理を再び開始させる制御手段とを含むことを特徴とする経路探索装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
FI (3件):
G01C 21/00 G ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10 A

前のページに戻る