特許
J-GLOBAL ID:200903062357962928

被覆線の色相切替判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295188
公開番号(公開出願番号):特開平7-146178
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 被複線が標準の色見本で定められた一つの初期色相から変わった時点と終期色相に完全に切り替わった時点を客観的かつ正確、迅速に判定できるようにする。【構成】 色着きの被覆線を含む一定の領域内を撮像してR,G,Bの各色信号を取り出し、これらの各色信号に基づいてR,G,Bの明度分布のヒストグラムをそれぞれ作成した後、各ヒストグラムの最大明度値HR,HG,HBを検出する一方、標準の各色見本について、それに対応する各R,G,Bごとの色相許容範囲を予め設定しておき、被覆線について測定される最大明度値HR,HG,HBを、予め設定された色相切替後の二つの色見本に対応する色相許容範囲と比較して、最大明度値HR,HG,HBが一方の色相許容範囲から外れた時点から他方の色相許容範囲内に移行した時点の間あるとき、被複線の色相替わり中と判定する。
請求項(抜粋):
黒色のスクリーンを背景として、色着きの被覆線に対してその表面の照度が一定になるように自然光と同一またはこれに近似したスペクトル分布を有する光を照射し、この光が照射された被覆線を含む一定の領域内を撮像し、この静止画像からR,G,Bの各色信号を取り出し、これらのR,G,Bの各色信号に基づいてこれらのR,G,Bの明度分布のヒストグラムをそれぞれ作成した後、各ヒストグラムの最大明度値HR,HG,HBを検出する一方、標準の各々の色見本について、各色見本に対応する各R,G,Bごとの色相許容範囲を予め設定しておき、前記被覆線について測定される最大明度値HR,HG,HBを、予め設定された色相切替前後の二つの色見本に対応する色相許容範囲とそれぞれ比較して、最大明度値HR,HG,HBの内のどれか一つでも一方の色相許容範囲から外れた時点から後に他方の色相許容範囲内にすべて移行した時点までの間にあるときに、被複線の色相が切替途中であると判定することを特徴とする被覆線の色相切替判定方法。

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