特許
J-GLOBAL ID:200903062358954732
リニア・アクチュエータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 稔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-133475
公開番号(公開出願番号):特開平7-336935
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】リニア・アクチュエータ【目的】リニア・アクチュエータにおける動力トランスミッションとスピンドルとの係合から容易に解除可能とし、出力ロッドを迅速に移動できるようにする。【構成】本発明のリニア・アクチュエータは、いずれの方向にも回転可能なねじ切スピンドル(4)と、出力ロッド(11)を駆動するねじ切ブッシュ(9)と、動力トランスミッション(13)を介して前記スピンドルを駆動する可逆モータ(12)と、を具備している。ネジ切りブッシュ(9)は自縛型ではなく、動力トランスミッション(13)とスピンドル(4)とは解除可能な連結装置を介して連結されている。連結装置は2個の連結部(1、2)を有し、両連結部はコイルスプリング(6)により包囲され、さらにこのスプリングは2個のキャップ(7、10)に包囲されている。両キャップはレバー(8)の作動により相対回転し、スプリングを開き、両連結部の相対回転を許容する。
請求項(抜粋):
いずれの方向にも回転可能なネジ切りスピンドル(4)と、出力ロッド(11)を駆動するネジ切りブッシュ(9)と、動力トランスミッションを介して前記スピンドルを駆動する可逆モータ(12)と、を具備し、前記動力トランスミッションは前記スピンドルとの係合から解除可能に構成されたリニア・アクチュエータであって、前記スピンドル(4)とスピンドル駆動シャフト(3)との間の係合解除装置を設け、この係合解除装置は2つの互いに独立で且つ連続的に軸心方向に配置された円筒状連結部(1、2)を有しており、これら連結部はそれぞれ前記スピンドル(4)及び前記スピンドル駆動シャフト(3)に固定されており、前記円筒状連結部はコイルスプリング(6)に包囲されており、このコイルスプリングの2つの半径方向に向く作動ピン(6a、6b)を有しており、各作動ピンは包囲する互いに回転可能な2個の円筒状キャップ(7、10)と係合し、これらキャップは、通常の作動状態において、前記コイルスプリングの回転にしたがい回転し、両キャップの係合解除は前記キャップ(7、10)を相対回転させ、前記両作動ピンを相互に捩じり力を作用させて、前記コイルスプリングを機械的に開くによって行われることを特徴とするリニア・アクチュエータ。
引用特許:
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