特許
J-GLOBAL ID:200903062359088567

秘密保持可能なファクシミリ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛西 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-344692
公開番号(公開出願番号):特開平9-149266
出願日: 1995年11月25日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 二重紙に出力可能な専用ファクシミリを公衆通信回線を介してホストコンピュータに接続し、ホストコンピュータに特定個人向けの親展通信を確実に実行させること。また、秘密通信操作を容易にすること。【解決手段】 ホストコンピュータH1と複数の送受信装置SRiを公衆通信回線P1を介して接続し、受信装置Rjに秘密保持可能なファクシミリ用二重紙R101を装着し、送信装置Siより宛先と秘密通信内容とをホストコンピュータH1に送信し、ホストコンピュータH1は、この秘密情報を受信装置Rjに送信し、受信装置Rjは、宛名を可視領域である宛名記録領域R102に、通信内容を不可視領域である通信内容記録領域R103に、夫々分けて前記二重紙R101に出力する。通信内容は、遮蔽シートを剥がさない限り外部からは見えないから、ファクシミリ通信の秘密が保持される。
請求項(抜粋):
ホストコンピュータH1に複数の送受信装置SRi(i=1〜n[装置数])を通信回線P1を介して通信接続し、前記送受信装置SRiの1つが送信装置Si(i=1〜n[装置数])として働くときは、他の1つは受信装置Rj(j=1〜n[装置数]、i≠j)として働く、ファクシミリ通信システムにおいて、前記送信装置Siは、送信宛先AT1、機密グレードG、並びに、秘密文書HDを送信データSDとして読み込み、前記ホストコンピュータH1に送信し、前記ホストコンピュータH1は、通信宛先特定データベースDBとして、会員ID番号、氏名(宛名)AT2、住所、連絡先電話番号、ファクシミリ・ダイヤル番号(宛先)AT1、前記送受信装置SRiのID、二重紙様式コード、所属グループID番号、からなる項目内容を保持し、前記送信装置Siより送られた前記宛先AT1に相当する前記宛名AT2を前記通信宛先特定データベースDBより抽出し、該宛名AT2を前記送信装置Siに送信し、前記送信装置Siは、入出力表示パネル12上に前記宛名AT2を表示し、送信者は前記宛先AT1に相当する前記宛名AT2を確認し、次の作業に移る場合は前記送信装置Siを通して、確認信号を前記ホストンピュータH1に送信し、前記ホストコンピュータH1は、前記送信データSDを、前記宛名AT2と前記秘密文書HDよりなる受信データZDとして画像再編集し、前記機密グレードGが1の場合は、前記受信データZDをそのまま前記受信装置Rjに送信し、前記機密グレードGが2の場合は、前記受信装置Rjに前記秘密文書HDの存在を知らせ、前記受信装置Rjより暗証番号ANを受理した後、前記受信データZDを前記受信装置Rjに送信し、前記受信装置Rjは、可視領域と不可視領域のある受信用二重紙R101を装着し、前記受信データZDのうちの、前記宛名AT2は前記可視領域の宛名記録領域R102に、前記秘密文書HDは前記不可視領域の通信内容記録領域R103に、それぞれ分けて出力表示することを特徴とする、秘密保持可能なファクシミリ通信システム。
IPC (4件):
H04N 1/44 ,  H04N 1/00 107 ,  H04N 1/00 108 ,  H04N 1/32
FI (4件):
H04N 1/44 ,  H04N 1/00 107 A ,  H04N 1/00 108 M ,  H04N 1/32 Z

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