特許
J-GLOBAL ID:200903062359465425

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-302179
公開番号(公開出願番号):特開平9-119546
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【目的】 弁体と弁座の当接部の耐久性の向上を図るとともにメンテナンス性の向上を図ることのできる電磁弁を提供する。【構成】 弁本体Vに、弁体12の移動方向に沿う弁座収納室20が穿設され、弁座収納室20の上流側は1次側流路10に開口し、下流側は係止段部21を介して2次側流路11に開口する。弁座収納室20には弁座23が移動自在に配置され、この弁座23の1次側流路端面23Aはスプリング24にて押圧され、弁座23の2次側流路端面23Bが係止段部21に弾性的に当接する。スプリング24のバネ力は弁体12を弁座23に付勢する可動コアスプリング8のバネ力より強く設定する。弁体12が弁座23の制御孔23Cに当接して制御孔23Cを閉塞する際、弁体12の衝撃力は、弁座23がスプリング24に抗して撓むことによって吸収される。
請求項(抜粋):
弁本体に穿設される流路を弁座にて1次側流路と2次側流路とに区分し、前記弁座を電磁装置の可動コアと同期的に移動する弁体にて開閉制御する電磁弁において、弁本体Vに、弁体12の移動方向に沿う弁座収納室20を穿設するとともに該弁座収納室の上流側を圧力源に連なる1次側流路10に開口し、弁座収納室20の下流側を、係止段部21を介して消費部に連なる2次側流路11に開口し、前記弁座収納室には制御孔23Cを備えた弁座23を移動自在に配置するとともに前記弁座23の1次側流路10に臨む1次側流路端面23Aにスプリング24を係止することによって、弁座23の2次側流路11に臨む2次側流路端面23Bを係止段部21に弾性的に当接して配置し、一方、前記スプリング24のバネ力を、可動コア7を固定コア6より離反する方向に付勢する電磁装置Sの可動コアスプリング8のバネ力より大としたことを特徴とする電磁弁。

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