特許
J-GLOBAL ID:200903062365388874
手動変速機の同期装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208563
公開番号(公開出願番号):特開平10-047376
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】シンクロナイザーリング8の摩擦面80における偏摩耗を抑制するのに有利で長寿命化に貢献できる手動変速機の同期装置を提供すること。【解決手段】回転軸1、クラッチハブ2、シフティングキー3、スリーブ4、摩擦部7を備えた作動ギヤ6、シンクロナイザーリング8が設けられている。スリーブ4が移動されると、シンクロナイザーリング8を押し、シンクロナイザーリング8の荷重入力域Pに荷重入力される。よってシンクロナイザーリング8の摩擦面80が摩擦部7の相手摩擦面71に強く圧着される。シンクロナイザーリング8のうち荷重入力域Pの側の軸端面8kには、溝88がシンクロナイザーリング8の軸芯の回りに連続的に1周するようにリング状に形成されている。
請求項(抜粋):
回転軸と、該回転軸に保持され該回転軸と一体回転するクラッチハブと、荷重入力域及び円錐面状の摩擦面をもつシンクロナイザーリングと、該シンクロナイザーリングの該摩擦面と対面し該摩擦面と摩擦係合な円錐面状の相手摩擦面を備えた摩擦部をもつと共に該回転軸に対して空転可能に保持された作動ギヤとを具備し、該シンクロナイザーリングへの荷重入力に基づいて、該シンクロナイザーリングを該相手摩擦面に向けて相対移動して該シンクロナイザーリングの該摩擦面と該相手摩擦面とを摩擦係合させ、該クラッチハブと該作動ギヤとを同期回転させる手動変速機の同期装置において、該シンクロナイザーリングの軸長方向において互いに背向する軸端面のうち荷重入力域側の軸端面に、該シンクロナイザーリングの軸芯の回りに溝が形成されていることを特徴とする手動変速機の同期装置。
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