特許
J-GLOBAL ID:200903062366141376

データの書き込み方法および読み出し方法ならびにこれらの方法を実施するデータ記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-212062
公開番号(公開出願番号):特開平6-035776
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 データ書き込み作業の中断事故が発生した場合に、柔軟な対処を行うことができるデータの書き込み方法および読み出し方法を提供する。【構成】 12バイトからなる1レコードデータを、3つのセクタ?A〜?Cに分けて書き込む。各セクタの先頭バイトRCBは、先頭セクタ02、中間セクタ03、最終セクタ01の別を示し、最終バイトBCCは、先行する5バイトについてのエラーチェックコードである。先頭セクタ?Aへのデータ書き込みが完了したら、そのBCC欄には正しいBCCコード「02」ではなく、これを反転した反転コード「FD」を書き込んでおく。そして、中間セクタ?Bおよび最終セクタ?Cへのデータ書き込み完了後に、先頭セクタ?AのBCC欄を正しいBCCコード「02」に書き替える。読み出し時に、反転コード「FD」が検出されたら、書き込み時に中断事故が発生したと認識できる。
請求項(抜粋):
セクタ間のデータの連結状態を示す制御データを記録するための第1の領域と、実データを記録するための第2の領域と、前記制御データおよび前記実データに基づいて生成したエラーチェックコードを記録するための第3の領域と、を各セクタ内に定義し、1レコード分の実データを複数のセクタに分けて記録し得るようにした記録方式に用いるデータの書き込み方法であって、記録すべき1レコード分の実データを、前記第2の領域の記録容量に基づいて複数のブロックに分割する第1の段階と、第1のセクタの第1の領域にレコードの先頭を示す制御データを、第2の領域に前記第1の段階で分割して得られた第1のブロックデータを、それぞれ書き込む第2の段階と、前記第2の段階で書き込まれたデータに基づいて、エラーチェックコードを生成する第3の段階と、前記第3の段階で生成されたエラーチェックコードに対して所定の変換を施し、変換コードを得る第4の段階と、前記変換コードを、前記第1のセクタの第3の領域に書き込む第5の段階と、前記第1のセクタに後続する後続セクタの第1の領域に所定の制御データを、第2の領域に前記第1のブロックデータに後続する後続ブロックデータを、第3の領域に第1および第2の領域に書き込まれたデータに基づいて生成されたエラーチェックコードを、それぞれ書き込む処理を、前記第1の段階で分割して得られたすべてのブロックデータについて行う第6の段階と、前記第6の段階が終了したら、前記第1のセクタの第3の領域に書き込まれていた変換コードを、変換前のエラーチェックコードに書き替える第7の段階と、を有することを特徴とするデータの書き込み方法。
IPC (4件):
G06F 12/00 518 ,  G06F 3/06 305 ,  G06F 11/08 310 ,  G06F 12/16 320

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