特許
J-GLOBAL ID:200903062371292056

大形ランナベーン翼面の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019542
公開番号(公開出願番号):特開平6-206112
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】同時3軸制御工作機械により大形ランナベーン翼面を滑らかに、かつ速やかに加工するようにする。【構成】同時3軸制御加工機により、加工対象物を加工治具によりロータリテーブルの回転中心または回転中心から偏芯した位置に固定する工程と、翼面を複数の加工範囲に分割し、加工範囲ごとにランナベーン基準線とX軸とのなす加工角度と、加工角度に対応する工具経路とを設定する工程と、加工すべき角度にランナベーンをロータリテーブルに固定させ、あらかじめ定められた加工範囲を同時3軸制御工作機械により加工する工程とにより、ランナベーンの翼面を滑らかにかつ速やかに加工できる。
請求項(抜粋):
加工軸が水平方向のX軸、垂直方向のY軸、主軸のくり出し方向のZ軸からなる3方向を同時に数値制御され、さらに数値制御により水平面内で回転可能なロータリテーブルを備えた横中ぐり盤により、切削刃が円筒形状に配置されたフライス形切削工具を用いて大形ランナベーンの3次元曲面を加工する大形ランナベーン翼面の加工方法において、(イ)加工対象物を加工治具により前記ロータリテーブルの回転中心またはこの回転中心から偏芯した位置に固定する工程と、(ロ)設計翼面の形状に基づいて翼面を複数の加工範囲に分割し、それぞれの加工範囲に対応して、ランナベーン基準線と前記X軸とのなす加工角度と、それぞれの加工角度に対応する工具経路とを設定する工程と、(ハ)前記設定された加工角度ごとにロータリテーブルを回転させて加工すべき角度に加工対象物をロータリテーブルに固定させ、あらかじめ定められた加工範囲を同時3軸制御工作機械により加工する工程と、からなることを特徴とする大形ランナベーン翼面の加工方法。

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