特許
J-GLOBAL ID:200903062376293492

2部構成のケージナットを製作する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238841
公開番号(公開出願番号):特開平8-187537
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 薄板パネルから成る2部構成のケージナットであって、保持部分1と該保持部分1の上に摺動可能に支承されたナット部分2とを有し、該ナット部分2が底板3と該底板3に成形されたねじスリーブ4とから成り、保持部分1の孔のあけられた保持板5から側壁9が底板3の縁の上へ曲げられている形式のものを、簡単に安く製作する方法を提供すること。【構成】 ナット部分2の底板3を薄板パネルから打抜いた場合に当初の保持板5と幅の狭まいウエブ14を介して結合しておき、次いで底板3をウエブ14のところで折り曲げて、起立させられている側壁9の間で保持板5に対して平行に変形させ、次いで側壁9が底板3の側縁3′を覆うまで側壁9を折曲げたあとで、底板3を保持板5から、折曲げられたウエブ14を剪断することによって切離し、底板3が保持板5の上で自由に移動できるようにすること。
請求項(抜粋):
薄板パネルから成る2部構成のケージナットであって、保持部分(1)と該保持部分(1)の上に摺動可能に支承されたナット部分(2)とを有し、該ナット部分(2)が底板(3)と該底板(3)に成形されたねじスリーブ(4)とから成り、前記保持部分(1)の孔のあけられた保持板(5)から側壁(9)が前記底板(3)の縁の上へ折り曲げられている形式のものを製作する方法であって、前記側壁(9)をまず直角に起立させておく一方、前記ナット部分(2)の前記底板(3)を薄板パネルから打抜く場合に当初前記保持板(5)と幅の狭まい結合ウエブ(14)で結合させたままにしておき、次いで前記底板(3)を前記結合ウエブ(14)のところで曲げて、起立させられている側壁(9)の間で前記保持板(5)に対して平行に変形し、次いで前記側壁(9)を前記底板(3)の側縁部(3′)が覆われるまで該底板(3)に向かって曲げ、そのあとで前記底板(3)を前記保持板(5)から、折曲げられた前記結合ウエブ(14)を剪断することで分離することを特徴とする、2部構成のケージナットを製作する方法。
IPC (2件):
B21D 53/24 ,  F16B 37/04

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