特許
J-GLOBAL ID:200903062377207166

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-195049
公開番号(公開出願番号):特開2000-018308
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 油圧緩衝器において、ピストンロッドのストローク端におけるストッパラバーへの衝突時の衝撃を緩和する。【解決手段】 シリンダ14内に、ピストンロッド19を連結したピストン17を嵌装する。シリンダ14の側壁に、その内部とリザーバ15とを連通させるオリフィス油路28,29を設ける。シリンダ14の内周面に螺旋状の溝30,31を設ける。ピストンロッド19が、ストローク端付近まで移動すると、ピストン17によってオリフィス油路28または29が遮断されて減衰力が増大する。ピストンロッド19がさらにストロークすると、溝30または31がピストン17をバイパスしてシリンダ室14a ,14b間を連通させる。これにより、ストローク端において、減衰力を低下させてストッパラバーへの衝突時の衝撃(減衰力とストッパラバーの反力との和)を小さくすることができる。溝30,31を螺旋状にしたので、ピストン17の偏摩耗を防止できる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内を2室に画成するピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドとを備え、前記シリンダ内のピストンの摺動によって生じる油液の流れを制御して減衰力を発生させる油圧緩衝器において、前記シリンダの内周面に、該シリンダの軸線に対して傾斜した溝を設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/49 ,  B61F 5/24
FI (2件):
F16F 9/49 ,  B61F 5/24 F
Fターム (7件):
3J069AA54 ,  3J069CC05 ,  3J069CC06 ,  3J069CC10 ,  3J069EE05 ,  3J069EE20 ,  3J069EE52
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭39-022647
  • 特開平2-163531

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