特許
J-GLOBAL ID:200903062378852723

超音波エネルギー送出装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-514716
公開番号(公開出願番号):特表2000-500059
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】効率的なパワー送出を達成するために、超音波装置(24)を駆動するパワーの周波数を制御するエネルギー送出装置及び方法。患者の部位(16)にパワーを送出する超音波装置の動作中に、この装置及び方法は、周波数範囲について駆動パワーを自動的に掃引し、直列共振周波数と並列共振周波数を探し、これらの周波数の平均を計算し、水晶を駆動するために平均周波数においてパワー発生器をロックする。この周波数掃引の手順は、超音波水晶が患者の部位に配置され、パワー発生器の操作者がパワーを与えるために電力オンスイッチを押したときに自動的に開始する。従って、パワー発生器を同調させる方法は、水晶が患者の部位の温度にあり、操作者にわかりやすいときに起こる。水晶の外部に生物に適合性の層を使うことにより、その帯域幅と強度が増す。水晶に温度センサ(28)を取り付けることにより、水晶の温度を監視することができ、水晶の温度を制御するパワー発生器の駆動レベルを制御できる。
請求項(抜粋):
遠位端及び近位端を有するカテーテルと、 電気エネルギーを音響エネルギーに変換するようになっていて、特性周波数を有し、前記カテーテルの遠位端に取り付けられた超音波変換器と、 選択可能な周波数で前記超音波変換器に電気エネルギーを供給する電源と、 前記超音波変換器に接続され、前記電源によって供給されたパワーに対する前記超音波変換器の応答を測定して、パワー移転信号を供給するパワー移転センサと、 前記超音波変換器に与えられる電気エネルギーの周波数を変えるために、前記電源を自動的に制御し、前記超音波変換器の特性周波数を決めるために、前記周波数の変化に応答して前記パワー移転信号を監視するするようになっている処理装置と、 を備えていることを特徴とする、生物組織へのエネルギー送出装置。

前のページに戻る