特許
J-GLOBAL ID:200903062381940102

液晶光学素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126443
公開番号(公開出願番号):特開平8-320470
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 押圧等で表示の乱れなどを起こさない高い機械的強度を有するとともに、容易なプロセスで製造が可能な複屈折型の液晶光学素子と、その製造方法を提供する。【構成】 複屈折型の液晶光学素子において、液晶層が、連続した液晶材料と、基板間隔を一定に保つためのスペーサーと、該基板に平均直径Lが2〜50μmで面接触する柱状の非液晶性高分子物質の硬化物の島からなり、1mm2当たりの島の個数をNとしたときに2.5×104≦NL2≦2.5×105である液晶光学素子。液晶材料、非液晶性高分子物質及びスペーサーを共通溶媒に溶解及び分散させた塗工液を電極付き基板に塗布し、溶媒蒸発後、対向基板を積層し、積層体を加熱して液晶材料と相分離した非液晶性高分子物質の島を2枚の基板それぞれに柱状に成長させ、その後非液晶性高分子物質を硬化させる液晶光学素子の製造方法。
請求項(抜粋):
一対の電極付き基板と、液晶材料、セル厚を保持するためのスぺーサー並びに熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂及び光硬化性樹脂から選ばれる非液晶性高分子物質の硬化物が互いに相分離した状態で該基板間に挟持されて形成する液晶層と、該一対の基板の外側に配置した一対の偏光板からなる複屈折型の液晶光学素子において、該スぺーサーの量が該液晶材料に対して0.05〜1重量%であり、相分離した該非液晶性高分子物質の硬化物が、それぞれ該一対の基板に面接触している複数の柱の状態で該液晶層中に島状に均一分布しており、該液晶層中の該非液晶性高分子物質の硬化物の島及び該スペーサー以外の領域には該液晶材料が該液晶光学素子の面内及び厚み方向を連続的に満たしており、該非液晶性高分子物質の硬化物の島の平均直径Lμmが2≦L≦50の範囲であり、該液晶光学素子内の面積1mm2当たりの島の個数をNとしたときに2.5×104≦NL2≦2.5×105であることを特徴とする液晶光学素子。
IPC (4件):
G02F 1/1333 ,  C09K 19/38 ,  G02F 1/1337 ,  G02F 1/1339 500
FI (4件):
G02F 1/1333 ,  C09K 19/38 ,  G02F 1/1337 ,  G02F 1/1339 500
引用特許:
審査官引用 (2件)

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