特許
J-GLOBAL ID:200903062382646046

電子部品の装着姿勢矯正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016317
公開番号(公開出願番号):特開平9-214200
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 吸着した電子部品の姿勢を高速で精度よく検出し矯正できる電子部品の装着姿勢矯正方法を提供することを目的とする。【解決手段】 電子部品の四辺を二値化処理で輪郭抽出して処理画像上の電子部品の外接四角形を求め、その一対の辺の各中点を中心とした所定の二つの処理範囲内の点群データを最小二乗法で直線近似して直線の傾きの平均値を概略傾きとして求め、これを基に部品の前記一対の辺における処理範囲を再決定しこの処理範囲内の点群データを最小二乗法で直線近似してこれらの直線の傾きの平均値を部品の傾きとして求め、更に他の一対の辺もこの傾きを基に処理範囲を決定しこれらの各処理範囲内の点群データの重心検出をし、各重心を通り部品の傾きに垂直な傾きを持つ直線を各々求めて四本の近似直線の四交点を求め、その中点を部品中心とする。
請求項(抜粋):
四辺を持つ電子部品を吸着して基板に装着する電子部品装着装置において、吸着した電子部品の姿勢を認識してそのずれと傾きを矯正して装着するにあたり、画像処理によって電子部品の輪郭抽出を行い、処理画像上の前記電子部品の輪郭線の外接四角形を求め、この外接四角形の向かい合う一対の辺のそれぞれの中点を中心とした所定の二つの処理範囲について前記電子部品の輪郭線上の点群データの直線近似を行い、それぞれの直線の傾きを求めてその平均値を前記電子部品の概略傾きとし、この概略傾きに基づいて前記輪郭線の向かい合う一対の辺における処理範囲を決定し、この決定された各処理範囲について前記輪郭線上の点群データの直線近似を行って前記輪郭線の向かい合う一対の辺の近似直線を求めてそれら二本の直線の傾きの平均値を前記電子部品の傾きとし、さらに、前記輪郭線の他のもう一対の向かい合う辺について前記電子部品の傾きに基づいてそれぞれの処理範囲を決定し、この決定された各処理範囲における前記輪郭線上の点群データについてそれぞれの重心を検出し、それらの重心を通って前記電子部品の傾きに垂直な傾きを持つ二本の直線をそれぞれ求めて前記輪郭線の他のもう一対の向かい合う辺の近似直線とし、続いて求めた合計四本の近似直線の四つの交点を求めてその水平方向および垂直方向の最大値と最小値を求め、それぞれの方向における最大値と最小値の中間値を前記電子部品の中心位置とし、この求めた前記電子部品の傾きと中心位置に基づいて装着前に電子部品の姿勢を矯正してから基板に装着する電子部品の装着姿勢矯正方法。
IPC (3件):
H05K 13/08 ,  B23P 21/00 305 ,  H05K 13/04
FI (3件):
H05K 13/08 N ,  B23P 21/00 305 B ,  H05K 13/04 M

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