特許
J-GLOBAL ID:200903062387607294

冷媒用膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338158
公開番号(公開出願番号):特開平7-190565
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 冷凍サイクルの始動時における騒音の低減を図る。【構成】 冷媒が流入する高圧側通路14と冷媒が流出する低圧側通路13とを連通するオリフィス15の内径Dと長さLとの関係を、L/D≧1.3とする。また、低圧側通路13の内径dとオリフィス15の内径Dとの関係を、d/D≦1.8とする。冷凍サイクルの始動時に、高圧側通路14からオリフィス15内へ流入した気液混合冷媒の圧力が、オリフィス15内で次第に低下されて低圧側通路13に流出するため、気液混合冷媒の気相部がオリフィス15出口で成長(膨張)しなくなり、異音の発生をなくことができる。また、液冷媒のみの通過時において、オリフィス15を通過した液冷媒の圧力が急激に低下しなくなるため、定常時においても、騒音の低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
弁本体内に冷媒の流入する高圧側通路と冷媒が流出する低圧側通路とを設け、前記高圧側通路と前記低圧側通路とにそれぞれ開口したオリフィスによって前記高圧側通路と前記低圧側通路とを連通し、前記オリフィスの前記高圧側通路側の開口を開閉して前記オリフィスを通過する冷媒量を調節する弁部材を備えた冷媒用膨張弁において、前記オリフィスの内径をD、前記オリフィスの前記高圧側通路と前記低圧側通路との間の長さをLとしたとき、L/D≧1.3の関係が満足されるように前記オリフィスの内径Dおよび長さLを設定したことを特徴とする冷媒用膨張弁。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-029874

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