特許
J-GLOBAL ID:200903062402496585

電流センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203202
公開番号(公開出願番号):特開平10-031038
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は変圧器、遮断器、配電盤等の機器が収納される受変電設備における各部分の電流を検出する電流センサに関し、特に検出する部分への装着構造を改良した電流センサに関し、受変電設備の各配電線路中のいづれの箇所にも確実且つ簡易に取付ることができる小型化された電流センサを提供することを目的とする。【解決手段】 巻線が鉄心に巻回されて形成された第1の電流検出手段で高圧配電線路の電流を磁気結合により直接検出し、この第1の電流検出手段の巻線両端末を短絡した部分と鎖交し、この鎖交する部分を相互に離隔した状態で絶縁固着手段で絶縁して固着される巻線が巻回された鉄心で形成された第2の電流検出手段で第1の電流検出手段の巻線に流れる電流を検出するようにしているので、高圧配電線路の任意の箇所に第1の電流検出手段を簡易且つ迅速に取り付けることができ、またこの第1の電流検出手段の短絡し巻線と第2の電流検出手段の鉄心とが確実な絶縁が保持できる。
請求項(抜粋):
高圧配電線路における電流を検出する電流センサにおいて、環状体の鉄心に巻線を巻回して形成され、当該環状体を一又は複数箇所で開閉自在に形成して前記高圧配電線路を鉄心内に挿通して電流値を検出する第1の電流検出手段と、前記第1の電流検出手段の巻線の両端端末部分を短絡し、当該短絡した端末部分の巻線を環状体の鉄心に鎖交して当該鉄心に巻線を巻回して形成され、当該巻線に流れる電流に基づいて前記高圧配電線路の電流を検出する第2の電流検出手段と、前記第2の電流検出手段の鉄心に巻回された巻線と前記第1の電流検出手段の短絡した端末部分の巻線とを離隔した状態で絶縁して固着する絶縁固着手段とを備えることを特徴とする電流センサ。

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