特許
J-GLOBAL ID:200903062408156506

マイクロミキサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-010560
公開番号(公開出願番号):特開2003-210959
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】【課題】 複数の溶液間の混合又は化学反応が進行する空間であるミキシング流路内における溶液の滞留を効果的に抑制する。【解決手段】 複数の給液路42,44の先端部にはそれぞれ円環状の軌跡に沿って開口し、互いに略同心状となるように配設された2個の給液口52,54が設けられている。これらの給液口52,54の開口幅W1,W2は1μm以上で500μm以下という微小幅とされている。これにより、給液口52,54を通してそれぞれミキシング流路内へ導入される2種類の溶液L1,L2が給液口52,54の開口幅W1,W2にそれぞれ対応する薄片状の層流となってミキシング流路46内を流通しつつ、層流間の接触界面では溶液L1,L2の分子が相互に拡散することで、溶液L1,L2が短時間で均一に混合し、又は混合と共に化学反応が進行し、ミキシング流路46内から溶液LMが流出する。
請求項(抜粋):
流体を複数の供給口を通してそれぞれ1本のミキシング流路内へ導入し、これらの流体を薄片状の層流として流通させつつ、流体同士をその接触界面の法線方向へ拡散し、混合するマイクロミキサーであって、外部から流体の供給をそれぞれ受ける複数のヘッダ部と、前記複数のヘッダ部にそれぞれ一端部が接続された複数の流体供給路と、前記複数の流体供給路の他端部にそれぞれ環状の軌跡に沿って開口するように設けられ、互いに略同心状となるように配設された複数の供給口と、一端部が前記複数の供給口に接続され、該複数の供給口を通して導入された流体が他端部から流出するミキシング流路とを有し、前記環状軌跡に直交する開口幅方向に沿った前記供給口の開口幅を1μm以上で500μm以下としたことを特徴とするマイクロミキサー。
IPC (4件):
B01F 5/00 ,  B01F 3/08 ,  B01F 15/06 ,  B01J 19/24
FI (4件):
B01F 5/00 A ,  B01F 3/08 Z ,  B01F 15/06 Z ,  B01J 19/24 Z
Fターム (19件):
4G035AB37 ,  4G035AC01 ,  4G035AE02 ,  4G035AE15 ,  4G037CA03 ,  4G037CA18 ,  4G037EA01 ,  4G075AA03 ,  4G075AA13 ,  4G075BA01 ,  4G075BB05 ,  4G075BD22 ,  4G075BD26 ,  4G075CA02 ,  4G075DA02 ,  4G075EB27 ,  4G075EC01 ,  4G075EC09 ,  4G075EE02

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