特許
J-GLOBAL ID:200903062410419069

水処理槽覆蓋のロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-308367
公開番号(公開出願番号):特開平9-125435
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 水処理槽の覆蓋をロックする装置の構造に関し、作業者が出入りする水処理槽の開口内への突出物を無くして作業者の出入りの安全性を確保する。ロック状態とロック解除状態とを容易に判別できるようにする。【解決手段】 覆蓋本体3の第1凹入部35に可動係合片4を備えた操作軸43を設け、この操作軸43を上動方向にばね体5で付勢する。水処理槽Pの蓋受け部110に固定係合片1を設ける。操作軸43を押し込みながら回転させて可動係合片4を固定係合片1に下側から係合させるとロック状態になり、操作軸43を反対向きに回転させるとロック解除状態になる。操作軸43の頭部45が覆蓋本体3の上面から突出しているか否かを見定めることにより覆蓋Aがロックされているかロックされていないかを判別できる。
請求項(抜粋):
水処理槽の開口の縁部に設けられた段付凹入状の蓋受け部における相対向する2箇所の立上り面のそれぞれに内向きに突出された固定係合片と、上記蓋受け部に嵌合状に配備されて上記開口を覆う覆蓋本体の一端部に形成されており、その覆蓋本体の一端面側で開口し覆蓋本体の下面側に盗み凹所を備えていると共に上記固定係合片の一方が嵌脱可能な第1凹入部と、第1凹入部に回転可能に配備されかつその頭部が覆蓋本体の上面から突出する位置とその頭部が覆蓋本体の上面から突出しない位置との間で上下動可能に配備された操作軸と、上記第1凹入部内で上記操作軸から横向きに延び出て、上記操作軸が下動されたときにその第1凹入部に嵌合している上記固定係合片よりも下位に位置され、その固定係合片に係合したときに上記操作軸の頭部を覆蓋本体の上面から突出しない位置に位置決めすると共に、上記操作軸を回転操作することによりその固定係合片に対して重ならない非係合位置とその固定係合片に対して重なる係合位置との間で旋回される可動係合片と、上記操作軸を上動方向に常時付勢するばね体と、覆蓋本体の他端部に形成されてその覆蓋本体の他端面側で開口し覆蓋本体の上面側に係合部を備えていると共に上記固定係合片の他方が嵌脱可能な第2凹入部と、を備えることを特徴とする水処理槽覆蓋のロック装置。

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