特許
J-GLOBAL ID:200903062413726795

電動式動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-354394
公開番号(公開出願番号):特開平5-170112
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 電動モータからステアリングシャフトへの回転伝達用ギヤの噛合い時の歯打ち音や、ギヤとこれを軸支するシャフトとの間での打音を防止する。【構成】 ギヤ部11aを一側面側に有する被駆動側の大ギヤ11を、ピニオン軸3上に設ける。また、この大ギヤ11のギヤ部11aに側方から噛合い電動モータ10からの回転駆動力を伝達する小ギヤ12aを設け、軸違い歯車による回転伝達用歯車機構13を構成する。さらに、この大ギヤを小ギヤに対して常時噛合わせる方向に付勢する付勢手段20を設ける。また、この大ギヤのピニオン軸上に軸支される軸孔内周部とこれに対応する軸外周部で周方向の所定間隔をおいた位置に、略V字状を呈する溝部33,34を形成する。そして、これら両部材のV字状を呈する溝部間に跨った状態でボール35を介在させて設ける。
請求項(抜粋):
ギヤ部を一側面に有しステアリングシャフト上に軸支される被駆動側の大ギヤと、この大ギヤのギヤ部の一部に側方から噛合い電動モータからの回転駆動力を伝達する小ギヤからなる軸違い歯車による回転動力伝達用の歯車機構を備えてなり、前記大ギヤのギヤ部を、前記小ギヤのギヤ部に噛合わせる方向に付勢する付勢手段を設けるとともに、この大ギヤの前記ステアリングシャフト上に軸支される軸孔内周部およびこれに対応するステアリングシャフトの外周部で周方向の所定間隔をおいた位置に、略V字状を呈する溝部を形成し、かつこれら両部材の溝部間に跨った状態でボールを介在させて設けたことを特徴とする電動式動力舵取装置。

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