特許
J-GLOBAL ID:200903062419629600

液体収納容器、該容器のパッケージ、該容器と記録ヘッドとを一体化したインクジェットヘッドカートリッジ及び記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 恵三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291153
公開番号(公開出願番号):特開2001-105621
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 物流時などの使用開始前の状態を安定させ、減圧環境下における開封時のインク溢れ等の課題を解決する液体収納容器を提供する。【解決手段】 液体収納容器は、繊維材料を用いた負圧発生部材132A、132Bを収納し液体供給部141と大気連通部112とを備える負圧発生部材収納室134と、負圧発生部材収納室134と連通する連通部140を備えるとともに実質的な密閉空間を形成する液体収納室136と、を有している。気体導入阻止手段としての2つの負圧発生部材の界面132Cは、姿勢に関わらず液体を保持することで、非使用時における液体収納室への気体の導入を阻止する。そして、負圧発生部材132Aに接する筐体の内壁面にはリブ134Aにより隙間が形成されるので、負圧発生部材132A内に空気160が取り残されたとしても、減圧環境下での開封時に速やかに空気を外部に排出できる。
請求項(抜粋):
互いに圧接する第1及び第2の負圧発生部材を収納するとともに液体供給部と大気連通部とを備える負圧発生部材収納室と、該負圧発生部材収納室と連通する連通部を備えると共に実質的な密閉空間を形成するとともに前記負圧発生部材へ供給される液体を貯溜する液体収納室と、前記負圧発生部材収納室と前記液体収納室とを仕切るとともに前記連通部を形成するための仕切り壁と、を有する液体収納容器において、前記第1及び第2の負圧発生部材の圧接部の界面は前記仕切り壁と交差し、前記第1の負圧発生部材は前記連通部と連通するとともに前記圧接部の界面を介してのみ前記大気連通部と連通可能であると共に、前記第2の負圧発生部材は前記圧接部の界面を介してのみ前記連通部と連通可能であり、前記圧接部の界面の毛管力が第1及び第2の負圧発生部材の毛管力より高く、かつ、液体収納容器の姿勢によらずに前記圧接部の界面全体が液体を保持可能な量の液体が負圧発生部材収納室内に充填されているとともに、前記第2の負圧発生部材と前記負圧発生部材収納室を形成する筐体との間に隙間が設けられていることを特徴とする液体収納容器。
Fターム (5件):
2C056EA26 ,  2C056KC11 ,  2C056KC13 ,  2C056KC16 ,  2C056KC18

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