特許
J-GLOBAL ID:200903062423955881
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-011523
公開番号(公開出願番号):特開2002-213287
出願日: 2001年01月19日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【課題】 ディーゼルエンジンの特定気筒においてエンジンの1周期(1行程)中に3段噴射(パイロット-メイン-アフター噴射)を行う際のアフター噴射時のインジェクタの噴射開始時期の制御精度を上げるようにする。【解決手段】 アフター噴射通電開始時期の演算方法として、コモンレール圧力:NPCとメイン噴射通電期間:TQMとからメイン噴射終了遅れ時間:TDEMを算出するための2次元マップと、コモンレール圧力:NPCとアフターインターバル:TINTAとからアフター噴射開始遅れ時間:TDAを算出するための2次元マップをアフター噴射のために新たに設定している。そして、アフター噴射通電指令時に、それらの2次元マップを検索してアフター噴射開始時期を精度良く演算するようにして、アフター噴射時のインジェクタの噴射開始時期の制御精度を上げることができるので、所望の噴射率波形を形成できる。
請求項(抜粋):
高圧供給ポンプより吐出される高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、このコモンレールに蓄圧した高圧燃料を多気筒内燃機関の各気筒に噴射供給するインジェクタと、前記多気筒内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段を有し、この多気筒内燃機関の運転状態の検出値に応じて噴射時期および噴射量を演算して、前記インジェクタを制御するインジェクタ制御手段とを備え、前記多気筒内燃機関の特定気筒において前記多気筒内燃機関の1周期中に3回以上の多段噴射を行うことが可能な蓄圧式燃料噴射装置であって、前記インジェクタ制御手段は、直前気筒噴射終了後の前記インジェクタ噴射直前の噴射圧力を検出する噴射圧力検出手段を有し、3回以上の多段噴射を行う際の3回目以降の噴射開始時期を、(a)前記インジェクタ噴射直前の噴射圧力の検出値および直前噴射の噴射期間をパラメータとした第1の2次元マップより算出した直前噴射の噴射終了遅れ時間と、(b)前記多気筒内燃機関の運転状態の検出値を用いて算出した直前噴射と今回噴射の目標インターバルと、(c)前記インジェクタ噴射直前の噴射圧力の検出値および前記直前噴射と今回噴射の目標インターバルをパラメータとし、前回噴射終了時の噴射圧力の低下分を考慮した第2の2次元マップより算出した今回噴射の噴射開始遅れ時間とを用いて演算することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F02D 41/40 E
, F02D 41/38 B
Fターム (26件):
3G301HA02
, 3G301HA06
, 3G301JA12
, 3G301JA24
, 3G301LB06
, 3G301LB11
, 3G301LC01
, 3G301MA11
, 3G301MA18
, 3G301MA23
, 3G301NA06
, 3G301NC02
, 3G301PA07Z
, 3G301PA10Z
, 3G301PA17Z
, 3G301PB01Z
, 3G301PB03Z
, 3G301PB05A
, 3G301PB05Z
, 3G301PB08A
, 3G301PB08Z
, 3G301PE01Z
, 3G301PE04Z
, 3G301PE05Z
, 3G301PE08Z
, 3G301PF03Z
引用特許:
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