特許
J-GLOBAL ID:200903062427430139

回転電機用ブラシ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224268
公開番号(公開出願番号):特開平9-074722
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】整流子とブラシとの間で発生する異常スパークを原因とするブラシの異常な温度過昇に対して整流子電動機を、高い信頼性をもって保護できる安価な回転電機用ブラシ装置を得ることにある。【構成】電機子25に流れる電流経路に接続される保護スイッチ手段47を備える。この手段は、整流子29の近傍に配置される溶断体接続部56を有した端子金具50と、前記接続部56に接近しかつ非接触に配置される溶断体接続部52を有したブラシホルダ43と、前記両接続部間に設けられてこれらを所定温度以下で電気的に接続すると共に、この接続を所定温度以上で溶断して断つ感熱溶断体51とからなる。前記接続部52に一端部が固定された感熱溶断体51よりも端子金具50を硬質とし、その感熱溶断体51の他端面51a に圧接する溶断体接続部56に、他端面51b の一部が入り込むとともに他端面51b に食い込む凹凸部57を設けたものである。
請求項(抜粋):
ホルダ絶縁に挿着された筒状ブラシホルダ内に、電機子の整流子に弾性的に押し付けられるブラシを設けた回転電機用ブラシ装置において、前記整流子の近傍に配置される第1溶断体接続部を有して前記ホルダ絶縁に挿着された端子金具と、前記整流子の近傍において前記第1溶断体接続部に接近しかつ非接触に配置される第2溶断体接続部を有した電気導体と、前記両溶断体接続部間に設けられてこれらを所定温度以下で電気的に接続するとともに、この接続を所定温度以上で溶断して断つ感熱溶断体とからなり、前記電機子に流れる電流経路に電気的に接続して設けられる保護スイッチ手段を備え、前記両溶断体接続部のうちの一方の溶断体接続部に前記感熱溶断体の一端部を固定し、他方の溶断体接続部を有した前記端子金具または前記電気導体を前記感熱溶断体よりも硬質な材料で形成し、前記感熱溶断体の他端面に圧接される前記他方の溶断体接続部に凹凸部を設け、この凹凸部の凹部に前記感熱溶断体の他端面の一部を入り込ませるとともに、前記凹凸部の凸部を前記感熱溶断体の他端面に食い込ませたことを特徴とする回転電機用ブラシ装置。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H01R 39/59
FI (2件):
H02K 13/00 X ,  H01R 39/59

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