特許
J-GLOBAL ID:200903062440121773
生体移植材とその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257696
公開番号(公開出願番号):特開平6-105901
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【構成】本発明はリン酸カルシウム系化合物の粉末を混入したキチン(キチン、キトサン及びそれらの誘導体を含む)溶液を真空熱乾燥などを施し、架橋状態のキチンがリン酸カルシウム系化合物の粒子を担持した複合体を形成し、さらに該複合体の表面を未架橋のキチンによって皮膜し、この生体移植材が生理食塩水などの液体と練和し適度な粘着性を持つようにしたものである。【効果】本発明は、未架橋のキチンよりなる皮膜が水溶性であるので、生理食塩水などの液体と練和し適度な粘土をもち、さらにキチンが架橋してリン酸カルシウム系化合物の粒子を担持する複合体が水に対し不溶性であるので、上記粒子が複合体内にしっかりと担持され骨の欠損部に充填されても移動したり、脱落することがなく、早期に骨が骨欠損部に再生増殖し、大きな治療効果がある生体移植材を提供することができる。
請求項(抜粋):
架橋状態のキチンがリン酸カルシウム系化合物の粒子を担持した複合体の表面に、未架橋のキチン皮膜を形成してなる生体移植材。
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