特許

J-GLOBAL ID：200903062447012260

磁気記録媒体

発明者： 山元 哲也 ,  岡部 明彦 ,  香川 潔 ,  林 和彦 ,  阿蘇 興一
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 田治米 登 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-252253
公開番号（公開出願番号）：特開平6-076260
出願日： 1992年08月26日
公開日（公表日）： 1994年03月18日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 高い垂直異方性磁界を有する磁性薄膜を得るための成膜時の酸素分圧の条件を緩和し、高歩留りで磁気記録媒体を製造でき、その磁気記録の出力とオーバーライト特性を、垂直磁化曲線の角型性を低下させずに改善する。【構成】 非磁性支持体1上に、組成式(Co<SB>a</SB>Pt<SB>b</SB>B<SB>c</SB>)<SB>100-x</SB>O<SB>x</SB>(a、b、c及びxは原子%であり、a=100-b-c、0≦b≦50、0.1≦c≦30、0<x≦15)で表される磁性層3を中間層2を介して形成する。中間層2を面心立方晶構造とし、面心立方晶構造の中間層2のX線回折像の(111)ピークのロッキングカーブにより求めた配向度Δθ<SB>50</SB>を10°以下とするか、そのX線回折像の(311)ピークと(222)ピークとの積分強度比I<SB>311</SB>/I<SB>222</SB>を0.8以下とする。好ましくは中間層2は、Al、Ni、Cu、Rh、Pd、Ag、Ir、Pt、Au、Fe及びCoの1種以上を含有し、非磁性支持体1と中間層2との間にTi又はCrを含有する下地層を設ける。

請求項（抜粋）：

非磁性支持体上に、以下の組成式(Co<SB>a</SB>Pt<SB>b</SB>B<SB>c</SB>)<SB>100-x</SB>O<SB>x</SB>(式中、a、b、c及びxは原子%であり、これらは以下の式:a=100-b-c;0≦b≦50;0.1≦c≦30;及び0<x≦15を満足する)で表される磁性層が中間層を介して形成されている磁気記録媒体において、該中間層が面心立方晶構造を有することを特徴とする磁気記録媒体。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平2-074012
  
• 特開昭59-157829