特許
J-GLOBAL ID:200903062453634249

光学異方体フィルムとその製造方法および液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006487
公開番号(公開出願番号):特開平8-152519
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】広い温度範囲で、旋光分散を補償しコントラストを向上するために有効な、固定化されたねじれネマチック配向を有する光学異方体フィルムおよびそれらの製造方法、該光学異方体フィルムを含む位相差板およびこれらを用いた液晶表示装置を提供する。【構成】ねじれネマチック配向した液晶オリゴマーの重合体を含む光学異方体フィルムであり、ねじれネマチック配向の螺旋軸がフィルム法線方向にほぼ平行であり、かつねじれ角が70°以上300°以下の範囲にあり、該液晶オリゴマーは螺旋ピッチが0.2μm以上50μm以下のコレステリック相を示し、かつ特定のビニルモノマーとペンタメチルシクロペンタシロキサンとを反応させて得られるような直鎖または環状の液晶オリゴマーから選ばれる1種類以上の液晶オリゴマーを含む光学異方体フィルム。
請求項(抜粋):
ねじれネマチック配向した液晶組成物を含む光学異方体フィルムであり、ねじれネマチック配向の螺旋軸がフィルム法線方向にほぼ平行であり、かつねじれ角が70°以上300°以下の範囲にあり、該液晶組成物は螺旋ピッチ0.2μm以上50μm以下のコレステリック相を示し、かつ下記反復単位(I)および(II)を主たる構成単位とする直鎖または環状の液晶オリゴマー(A)から選ばれる1種類以上の液晶オリゴマーを含み、該液晶オリゴマー(A)の1分子中の反復単位(I)および(II)の数をそれぞれnおよびn’とするとき、nおよびn’は1から20までの整数であり、かつ4≦n+n’≦21であり、n:n’の比は20:1〜1:20であり、反復単位(II)の末端基が重合していることを特徴とする光学異方体フィルム。【化1】【化2】〔式中、Aは下式(III)または(IV)で表される基であり、式(III)において-Si-O-は式(I)または(II)の主鎖であり、式(IV)において-C-CH2 -は式(I)または(II)の主鎖であり、COO基は側鎖のR1 またはR2 ではない側鎖に位置する。式(I)においてAが式(III)のとき、および式(II)においてAが式(III)のとき、R1 およびR2 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基である。式(I)においてAが式(IV)のとき、および式(II)においてAが式(IV)のとき、R1 、R2 は独立に水素または炭素数1〜6のアルキル基である。【化3】【化4】kとk’は独立に2から10までの整数を表し、mとm’とは独立に0または1であり、Ar1 、Ar2 およびAr3 は独立に1,4-フェニレン基、1,4-シクロヘキシレン基、ピリジン-2,5-ジイル基、ピリミジン-2、5-ジイル基であり、L’は-CH2 -O-、-O-CH2 -、-COO-、-OCO-、-CH2 -CH2 -、-CH=N-、-N=CH-または【化5】で示される2価の基であり、p’は0または1であり、Rは光学活性基を示し、R’は水素または炭素数1から5までのアルキル基である。〕
IPC (4件):
G02B 5/30 ,  C09K 19/04 ,  C09K 19/38 ,  G02F 1/1335 510

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