特許
J-GLOBAL ID:200903062456557628

陰極線管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003227
公開番号(公開出願番号):WO1999-066527
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 1999年12月23日
要約:
【要約】この陰極線管は、フェースパネル(1)の外表面に、着色したITOと着色したATOの少なくとも一方と、これらの色と補色関係にある色を有する着色材とをそれぞれ含む透明導電層(2)の上に、SiO2を主成分とする層(3)が積層された反射防止膜(4)を有している。着色ITOおよび/または着色ATOとしては、粒径が10〜500nmのものが使用される。また、着色材としては、550〜600nmの波長域に最大吸収を持つ染料等が使用され、反射防止膜の表面抵抗値は、1×106Ω/sq以下とすることが望ましい。このような反射防止膜を有する陰極線管では、電磁波の漏洩が効果的に防止され、かつコントラストが向上し好ましいボディカラーを有する。
請求項(抜粋):
透光性のパネルと、前記パネルの外表面に配設された、2層以上の層が積層された構造を有する反射防止膜と、前記パネルの内面に配設された蛍光体層とを備えた陰極線管であり、 前記反射防止膜が、少なくとも1層の透明導電層を有し、かつこの透明導電層が、着色したITOと着色したATOの少なくとも一方と、このITOおよびATOの色と補色の関係にある色を有する着色材とをそれぞれ含有し、かつ前記透明導電層の上に、SiO2を主成分とする上層が配設されていることを特徴とする陰極線管。
IPC (1件):
H01J 29/88

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