特許
J-GLOBAL ID:200903062461165339

減衰力調整式車両用油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037821
公開番号(公開出願番号):特開2000-234642
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 単一の電磁弁により伸側と圧側の減衰力を制御可能とする構成簡素な油圧緩衝器において、コンパクトで、組立性とメンテナンス性が良く実用性の高い油圧緩衝器を提供すること。【解決手段】 減衰力調整式車両用油圧緩衝器10において、シリンダ11の外周部に、ピストンロッド14の側の油室13Aからの作動油を流す循環通路24と、ピストンロッド14の出入に伴うシリンダ11内の油量変化を補償する油溜室27を配列し、ピストン側の油室13Bと循環通路24と油溜室27の一端をピース28で閉塞し、このピース28に第1連通路31と第2連通路32を形成するとともに、電磁弁40を組込んでなるもの。
請求項(抜粋):
シリンダにピストンを摺動自在に挿入してピストンの両側に油室を画成し、ピストンに連結したピストンロッドをシリンダの一端側で摺動自在に支持し、ピストンにピストン側の油室からピストンロッド側の油室への作動油の流れのみを許容する第1バルブを設け、シリンダの外周部に、ピストンロッド側の油室からの作動油を流す循環通路と、ピストンロッドの出入に伴うシリンダ内の油量変化を補償する油溜室を配列し、ピストン側の油室と循環通路と油溜室の一端はピースで閉塞し、このピースには、油溜室とつながる第1連通路と、循環通路とつながる第2連通路が形成されるとともに、電磁弁が組込まれ、第2連通路は電磁弁を介して第1連通路につながり、第1連通路は油溜室からピストン側の油室への作動油の流れのみを許容する第2バルブを介してピストン側の油室とつながり、電磁弁は、車の走行状態に応じ減衰力を調整可能に操作されることを特徴とする減衰力調整式車両用油圧緩衝器。
Fターム (4件):
3J069AA46 ,  3J069DD47 ,  3J069EE10 ,  3J069EE40

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