特許
J-GLOBAL ID:200903062462734051
帯状長尺物の巻取り装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177743
公開番号(公開出願番号):特開平9-030696
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 巻取りローラに巻取られるシートの幅方向への偏動を抑制することにより、巻取りローラに対して正確な巻取り位置でシートを巻取り可能とする巻取り装置に対し、その実用性の向上を図る。【解決手段】 シートSを巻取りローラ3に巻取る巻取り装置に対し、シートSを搬送する複数本のローラのうち1本を偏動制御ローラ19に構成する。偏動制御ローラ19の一方の軸端部に偏動検知リング42を配設し、シートSを、この偏動制御ローラ19の配設位置に向って初期偏動させる。シートSが偏動検知リング42に接触した際に発生する偏動検知リング42の回転トルクを利用して偏動制御ローラ19の一方の軸端部を変位させることで初期偏動を解消する。
請求項(抜粋):
互いに略平行に配置された複数本のローラを備え、帯状長尺物を、各ローラに巻き掛けながら搬送した後、巻取りローラに巻取るようにした帯状長尺物の巻取り装置において、上記複数本のローラのうち少なくとも1本が偏動調整用ローラに構成されており、該偏動調整用ローラの一方の軸端部に、該偏動調整用ローラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材と、上記帯状長尺物を偏動検出部材の配設位置に向って偏動させる片寄付与手段と、 上記偏動検出部材に連繋され、片寄付与手段による帯状長尺物の偏動により偏動検出部材に帯状長尺物が接して回転トルクが作用したときに、その回転運動を偏動調整用ローラの軸端部が所定方向に変位する運動に変換し、帯状長尺物を偏動検出部材から離れる方向に移動させるローラ端部変位手段とを備えていることを特徴とする帯状長尺物の巻取り装置。
前のページに戻る