特許
J-GLOBAL ID:200903062475475942

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-279506
公開番号(公開出願番号):特開平7-132747
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】相対回転が所定量に達するまでは摩擦クラッチの作動を規制してトルク伝達を防止し、通常走行時における摩擦クラッチの作動に起因するタイトコーナブレーキングと同様の現象の発生を防止する。【構成】駆動力伝達装置10を構成する押圧ピストン15とカム係合体17またはアウタケース11aとの間に、押圧ピストン15を摩擦クラッチ10aから離間する方向へ付勢するスプリング18を介在させ、押圧力発生手段10bにて発生する押圧力が所定の大きさに達するまでトルク伝達を規制する。
請求項(抜粋):
同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間に形成されたクラッチ収容室内に収容され前記両回転部材の相対回転により作動してこれら両回転部材をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させるとともに付与される軸方向の押圧力に応じて前記摩擦係合力を増減させる摩擦クラッチと、同摩擦クラッチの一側にて軸方向へ移動可能に組付けた押圧ピストンを有し前記両回転部材の相対回転に応じた軸方向の押圧力を発生して同押圧力を前記押圧ピストンを介して前記摩擦クラッチに伝達する押圧力発生手段と、前記摩擦クラッチの他側にて軸方向へ移動可能に組付けたカム係合体と前記両回転部材の一方との間に設けられ同両回転部材の相対回転により作動して前記カム係合体を移動して前記摩擦クラッチを前記押圧ピストンに抗して押圧するカム手段を備えた駆動力伝達装置において、前記押圧ピストンと前記カム係合体または前記一方の回転部材との間に、前記押圧ピストンを前記摩擦クラッチから離間する方向へ付勢するバネ部材を介在させたことを特徴とする駆動力伝達装置。
IPC (2件):
B60K 17/348 ,  F16D 25/063

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