特許
J-GLOBAL ID:200903062477820086

建築物の通気構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187259
公開番号(公開出願番号):特開平9-032140
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 室内の内部空間と内側通気空間とを熱的に遮断し、かつ、壁内結露の発生を防止する。【解決手段】 住宅の室内である内部空間12と外部空間13とを仕切る壁体9内に互いに非連通状態の内側通気空間20と、外側通気空間21との二重の通気空間を形成する。内部空間と内側通気空間との仕切りを、内壁材14と透湿性板状体19と両者間に充填した断熱材15とのサンドイッチ構造の隔壁により行う。内側通気空間と外側通気空間との仕切りを壁体としての強度を発揮する耐力面材16で行い、外側通気空間と外部空間との仕切りを外壁材により行う。透湿性板状体を柱や間柱に固定した四周枠部材に取付け、水平耐力を発揮させる。内側通気空間を床下空間10及び小屋裏空間11と連通させ、外側通気空間の下端を開放し、上端側を棟換気口で外部空間と連通させる。
請求項(抜粋):
内部空間と、外部空間とを隔てる壁体の内部に、互いに独立した内側通気空間と、外側通気空間との二重の通気空間が形成された建築物の通気構造において、上記壁体は、複数の柱または間柱と、この複数の柱または間柱の室内側に取付けられて内部空間を区画形成する内壁材と、上記複数の柱または間柱の室外側に取付けられた耐力面材と、この耐力面材の外側の面に取付けられたスペーサ部材と、このスペーサ部材の外側の面に取付けられた外壁材と、上記耐力面材と内壁材との相対向面間を仕切るよう中間位置に配設された透湿抵抗が20m2 ・h・mmHg/g未満の透湿性板状体と、この透湿性板状体と上記内壁材との間に充填された断熱材とを備えており、上記内側通気空間が、上記透湿性板状体と耐力面材とにより両者間に上下方向に連続して区間形成され、上記外側通気空間が、上記耐力面材と外壁仕上げ材とにより両者間に上下方向に連続して区間形成されていることを特徴とする建築物の通気構造。
IPC (2件):
E04B 1/70 ,  E04B 1/74
FI (2件):
E04B 1/70 B ,  E04B 1/74 P

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