特許
J-GLOBAL ID:200903062485704990

直接スペクトル拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189491
公開番号(公開出願番号):特開平8-056175
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は直接スペクトル拡散通信装置に関するもので、基地局装置構成の簡単化を目的とする。【構成】 基地局とこれに接続する1つまたは複数の端末を有する直接スペクトル拡散通信システムにおいて、端末20側で従来通りに同期捕捉回路232を有し、受信信号からのクロックの再生、追跡を行う。これにより基地局10のクロックと端末のクロックが同じ周波数となることを利用し、基地局20側では送信に用いた基準クロックを各端末に対応する受信回路毎に各々遅延回路145を設け、相関値が最大となるタイミングに遅延させて受信クロックとして用いることにより、受信回路毎の複数のクロック源を持つ必要がなくなり、装置の簡単化が図れる。
請求項(抜粋):
基地局と、当該基地局と符号分割多元接続方式を用いて直接スペクトル拡散通信を行なう端末とを具備し、前記端末側は前記基地局から受信した信号をもとに符号クロックを再生する同期追跡回路を有する受信部と、その再生された符号クロックをもとに信号を送信する送信部と、前記受信部及び前記送信部を制御して信号の処理を行う制御部とを有し、一方、前記基地局側は自己の基準クロックを用いて信号を送信する送信部と、クロック再生を行う同期追跡回路として、受信信号と参照符号との相関値が最大となるように前記自局基準クロックを遅延させる遅延回路とを有した直接スペクトル拡散通信装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-229544
  • 特開平1-149545
  • 特開昭59-049033

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