特許
J-GLOBAL ID:200903062488303288

射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269790
公開番号(公開出願番号):特開平8-132489
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 射出成形において、成形途中で型開きすることなく、常に一定量の成形材料の充填が可能であり、成形品の品質の向上、生産性の向上、人手作業の低減、成形設備の低価格化を図ることができる射出成形装置を提供すること。【構成】 注入・充填時の射出量制御は、射出スクリュー18のスクリュー位置を検出し、これによって射出圧力を制御する方法を用いる。この場合、射出圧力を保圧に切り替える設定スクリュー位置S1 は、従来では、前もって設定されており、成形毎に同じ値であった。本発明では、射出成形毎に検出される射出スクリュー18の背圧をロードセル32で検知し、その背圧信号に基づき、設定スクリュー位置S1 を自動的に変更する。そのため、成形材料の状態のバラツキを成形毎に吸収することができ、精度の高い射出量の制御が可能になる。
請求項(抜粋):
成形型(4)と、前記成形型(4)の注入口にノズル(16)が押し当てられる射出ジャケット(6)と、前記射出ジャケット(6)の内部で、ノズル(16)方向に所定圧力で移動することにより、前記ノズル(16)から溶融状態の成形材料を所定の射出圧力で前記成形型(4)内に射出する射出スクリュー(18)と、前記射出スクリュー(18)の位置(S)を検出する位置センサ(30)と、前記スクリュー(18)を前記ノズル(16)方向に所定圧力で移動させる駆動手段(20,22,24)と、前記射出ジャケット(6)への成形材料供給時に射出スクリュー(18)に発生する背圧を検出する背圧検出手段(32)と、前記背圧検出手段(32)で検出した背圧に基づき、射出圧力を保圧に切り換えるための設定スクリュー位置(S1 )を演算する演算手段(26a) と、前記位置センサ(30)で検出されたスクリュー位置(S)が、前記演算手段(26)で演算された設定スクリュー位置(S1 )に到達したか否かを判断し、到達した場合には、前記駆動手段(20,22,24)に駆動信号を送り、射出圧力を保圧に切り換える保圧切り替え手段(26b) とを有する射出成形装置。
IPC (3件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/57 ,  B29C 45/77

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