特許
J-GLOBAL ID:200903062489231256

超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波 モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245875
公開番号(公開出願番号):特開平9-093965
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、構成の簡略化が図れるとともに低電圧駆動可能な超音波モータを提供する。【解決手段】 弾性体1の長手方向に沿った壁面の少なくとも2面以上の接合面に複数の積層型圧電素子からなる圧電素子3、6を配置するとともに、前記弾性体1の長手方向と直交する端面に円環状の駆動子8を配置し、この駆動子8に押圧接触しつつ前記弾性体1により回転可能にロータ11を保持し、複数の圧電素子3、6に、各々位相差を有する交番電圧を印加することにより、縦振動と捻れ共振振動とを同時に励起して前記駆動子8の位置に超音波楕円振動を励起させ、この超音波楕円振動により前記ロータ11を回転駆動するようにしたものである。
請求項(抜粋):
長手方向に沿った壁面の少なくとも2面以上に接合面を形成した弾性体と、矩形上に形成されるとともに、その一辺に対し変位方向が一定の斜め角度を有し、この弾性体の壁面の少なくとも2面以上の接合面に配置した複数の圧電素子と、前記弾性体の長手方向と直交する端面に配置した円環状の駆動子とを有し、前記複数の圧電素子に、各々位相差を有する交番電圧を印加することにより、縦振動と捻れ共振振動とを同時に励起して前記駆動子の位置に超音波楕円振動を励起させるようにしたこと、を特徴とする超音波振動子。

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